10:名無しNIPPER[saga]
2019/05/20(月) 22:27:11.25 ID:WM+ZVD1i0
「トレンド入ってんじゃん・・・ははは」
思いの丈をぶちまけた彼女は舞台から逃げ出し、楽屋に駆け込んだ。
始めの数分は後悔と自己嫌悪で震えていたが
今はスマホをいじり、乾いた笑い声を上げている。
「はー・・・めっちゃやむ」
そう呟いた瞬間、「バコン」という音とともに脳天に激痛が走った。
「あいだぁっ!?」
慌てて振り向くと、プロデューサーが拳を握りしめ立っていた。
「ちょっとPサマ!?傷心中の乙女に何してんの!しかも第3位に!暴力反対!!」
「お前なあ・・・」
呆れた顔をして見つめる。彼女は思わず目を逸らす。
プロデューサーはため息をつき、彼女の隣に座った。
「何であんなこと言ったんだ。怒らないからいってみろ」
「それ絶対怒るやつ・・・やむ・・・・・・」
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