29:名無しNIPPER[saga]
2019/05/23(木) 18:25:55.51 ID:oKc73eVLO
◆
アスカ「ねぇ、バカシンジ」
シンジ「……今度はなに?」
アスカ「エヴァを上手く操る方法ってなんだと思う?」
シンジ「なんでそんなこと聞くの?」
アスカ「いいから、答えて」
シンジ「シンクロ率をあげる、とか?」
アスカ「じゃあシンクロ率をあげるにはどうしたらいいと思う?」
シンジ「……分からないよ。トレーニングをたくさんこなせばいいんじゃないかな」
アスカ「違う。正解は精神を安定させること」
シンジ「精神を、安定……?」
アスカ「そ。エヴァを操るA10神経が、幸福や快感をつかさどることくらいは知ってるでしょ? シンクロ率をあげるにはね、A10神経を活性化させればいいの」
シンジ「A10神経を活性化……? もっと幸せを感じろってこと?」
アスカ「そう。ほんとうに強くなりたいならね、トレーニングなんてせせこましぃーことをするより、楽しい日常を謳歌するべきなのよ。例えば荷物持ちとか、荷物持ちとかね!」
シンジ「……じゃあなんでアスカは訓練をサボらないの?」
アスカ「そ、それは大人の面子を立ててやってるだけよっ」
シンジ「……へぇ。アスカは僕を出し抜いて、自分だけ訓練を積むつもりなんだね。そんなに一番になりたいんだ?」
アスカ「はぁ!? なんでそうなるのよ、あんたバカぁ!?」
シンジ「悪いけど、その手には乗らないよ」
レイ「待って、碇くん」
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