【バンドリ】さあやとサアヤの話
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18:名無しNIPPER[sage saga]
2019/05/25(土) 10:46:29.54 ID:YWfCY9A20

「まー夢なんてそんなもんでしょ。でも、それが何らかの形で関係してるなら、本当に入れ替わってそうね」

「そうかなぁ……?」

 と首を傾げたカスミにアリサは向き直り、ピッと人差し指を立てる。

「そうよ、かすみん。いーい? まず、ここにいるサアヤはその夢で自分の姿を見たのよね?」

「うん、そうだね」

「ということは、もうその時には入れ替わってたのよ。だからあんたは自分の姿が目の前にあって、そんでこっちの世界の沙綾も同じく、対面に自分の姿を見て驚いた……ってワケ」

「あー……それなら辻褄が合う、かも?」

「フツーに考えたらありえない空想だけどね。でも、サアヤが嘘をついてるようには見えないし、多分そんな風になってるんじゃない?」

「なるほど……大丈夫かなぁ、入れ替わっちゃったもう一人の私」

 顎に指を付け、まるで他人事のように呟く沙綾。それを見たアリサは大きなため息を吐き出した。

「あんた、ホント余裕綽々ね。自分の状況分かってるの? 元に戻れる保証も何もないのよ?」

「ううん、分かってないと思う。未だに全然実感ないし、本当に他人事みたいに思えるし。けど、焦ってもどうしようもないのかなぁって思ってさ」

「そ。そりゃ賢明なことで」



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