【デレマス(デレステ)】黒埼ちとせ「私の望みは――」
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13:名無しNIPPER[saga]
2019/05/27(月) 23:11:36.21 ID:iNeaJ/HC0
事務所


P「ちとせ、仕事とってきたぞ。土曜昼のバラエティのゲストだ」

ちとせ「あら、楽しそう。おしゃべりしてるだけでいいの?」

P「そうだが、そうじゃない、というべきか。確かに、基本的には会話してるだけだが、その内容はただ自分だけが楽しめばいいってものじゃいけない」

P「自分が楽しいのはもちろんのこと、それを聞いた人たち、見た人たちをも楽しくさせる、そんな内容でなくちゃいけない」

P「プロとして当然のことだ」

ちとせ「もう、わかってるって、それくらい。ただ好き勝手やるだけがアイドルってわけじゃないもんね」

P「そうだ」

ちとせ「ねえ、私にはもうちょっと優雅な仕事もあって良いと思わない?」

P「偉そうなこと言うなよ」

ちとせ「偉そうじゃなくて偉いの」

P「はいはい」

ちとせ「あぁん、冷たい。私、メンタルやられて死んじゃうかも」

P「119番はいつでも呼べる。安心しろ」

ちとせ「……そういうことじゃ、ないんだけどな」

P「あ、そうだ。この仕事は――」

コンコンコン

P「――っと、どうぞ」

「失礼します」

ガチャ

千夜「何の用でしょうか……って、お嬢さま……」

ちとせ「はぁい♪ ちーよちゃんっ」

千夜「お嬢さまは本当にここがお好きなのですね」

ちとせ「うんっ、好きだよ」

千夜「まあ、いいですが」

千夜「それで、お前、私に何の用ですか」

P「仕事だよ。ちとせと一緒のな」

千夜「!」

ちとせ「あら、もしかして」

P「そう。このバラエティのゲスト、VelvetRoseの2人として呼ばれてるんだ」

P「まあ、基本的にはちとせがしゃべってくれるだろうが、これはVelvetRoseの宣伝にもなる大きなチャンスだ。ふたりとも、お互いのサポートを頑張ってくれ」

千夜「お嬢さまのためならば、命を賭しても」

ちとせ「それじゃあ、私は千夜ちゃんの可愛さを世間に知らしめてあげよーっと」

千夜「お、お嬢さま……お戯れが過ぎますよ」

P「いや、それでいい。千夜の知名度も上がってきた頃だ。ちとせ、頼んだぞ」

ちとせ「はーい」

千夜「お前……覚えているがいい」

P「ああ、忘れないともさ」

千夜「……」

ちとせ「はいっ、険悪ムード終了! ふたりとももっと仲良くしなきゃだめだよ?」

千夜「お言葉ですが、私はこの男と相容れる気がしません。仲良くなろうと努力することに意味はないかと」

P「俺はビジネスとしてお前らの価値を引き出し売り込むことが仕事だ。それ以上のことは求めてない」


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