【ミリマス】私という撫子の
1- 20
18: ◆DbvMVEE3z2[sage saga]
2019/06/16(日) 00:23:35.81 ID:RAUxaTtJ0
 どちらかと言えば負けず嫌いだった私はうまくなりたい、という気持ちも相まって一層勉強に励んだ。家に帰っては日本語の教科書と学習書を読み込んだ。休日にはお茶を点てて父に飲んでもらった。時間が空いたときは正座をして慣れようとした。着物を綺麗に着られるように練習した。

 おかげで部屋中の日本語の本は付箋だらけで、辞書はすっかり開ききってしまって。一畳だけ用意してもらった畳はいつも座っている部分だけが変色してしまって。部屋の中は日本のものであふれかえった。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
41Res/36.45 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice