223: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/20(木) 22:07:53.62 ID:l0zubfjX0
  
 それにしても、今日はなんでこんなに人が多いんだろ。 
  
 何かイベントでも重なってるのかな? 
  
224: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/20(木) 22:08:25.08 ID:l0zubfjX0
  
 なんてのんびりと構えてたんだけど……。 
  
  
 「あああああ人波に流されるううううう!」 
225: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/20(木) 22:08:58.16 ID:l0zubfjX0
  
 待ち合わせは入口のとこって言ったっけ。 
  
 とりあえず行かなきゃ。 
  
226: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/20(木) 22:09:34.67 ID:l0zubfjX0
  
 入口の鳥居近く。 
  
 兄ちゃんはちょっと心配そうに、境内の方を見てた。 
  
227: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/20(木) 22:10:13.58 ID:l0zubfjX0
  
 「兄ちゃん、思いっきり真美の名前呼んだよね」 
  
 「あ」 
  
228: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/20(木) 22:10:41.16 ID:l0zubfjX0
  
 「撒いたみたいだし、とりあえず人ごみを抜けよう」 
  
 「おっけー!」 
  
229: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/20(木) 22:11:11.68 ID:l0zubfjX0
  
 「んー、ギリギリだね」 
  
 「そっちにも座りやすそうな岩あるだろう」 
  
230: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/20(木) 22:12:00.06 ID:l0zubfjX0
  
 その時、視界の端が明るく光った。 
  
 直後、どーんと大きな音。 
  
231: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/20(木) 22:12:40.20 ID:l0zubfjX0
  
 なんだろ。 
  
 さっきよりも、胸が超ドキドキする。 
  
232: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/20(木) 22:13:19.12 ID:l0zubfjX0
  
  
 「――っ!」 
  
  
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