332: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/23(日) 00:19:37.47 ID:5i4lUinv0
  
 「ちびっこに手を出す変態ではないが」 
  
 「それは流石に引くよ」 
  
333: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/23(日) 00:20:22.07 ID:5i4lUinv0
  
 そ、そしたら兄ちゃん……今はどう考えてるのかな……。 
  
  
 「あのさ……真美、オトナになれた?」 
334: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/23(日) 00:20:52.34 ID:5i4lUinv0
  
 「それでな、真美。一つ頼みがあるんだが」 
  
 「頼み?」 
  
335: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/23(日) 00:21:18.86 ID:5i4lUinv0
  
 「真美、それまで頑張れるか?」 
  
 「うん」 
  
336: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/23(日) 00:22:10.42 ID:5i4lUinv0
  
  
 きっと、今の声は聞こえたと思う。 
  
  
337: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/23(日) 00:22:38.91 ID:5i4lUinv0
  
 舞台袖へ行くと、はるるんがお姫ちんの衣装チェックをしてた。 
  
  
 「双海真美、ただ今帰還いたしましたっ!」 
338: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/23(日) 00:23:25.70 ID:5i4lUinv0
  
 「ちょうど千早ちゃんのお笑い道場夏場所が終わったところだから、このまま入れ替わっちゃおうか」 
  
 「待ってなにそれ超見たいんだけど」 
  
339: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/23(日) 00:24:05.59 ID:5i4lUinv0
  
 ステージの方からは、ファンの兄ちゃん姉ちゃんの歓声が聞こえる。 
  
 その声を背に、千早お姉ちゃんとやよいっちが帰ってきた。 
  
340: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/23(日) 00:24:31.86 ID:5i4lUinv0
  
  
 それじゃ、ステージに――。 
  
  
341: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/23(日) 00:24:58.88 ID:5i4lUinv0
  
  
 あ、そっか。 
  
 これ、あれだよ。 
342: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/23(日) 00:25:50.04 ID:5i4lUinv0
  
  
 そうだね。 
  
  
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