404: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/24(月) 00:23:39.00 ID:QHO8M2d60
「兄ちゃん、今日はあんがとね!」
部屋の玄関の前で、一緒に帰ってきたときのいつものご挨拶。
「いえいえ、どういたしまして。姫のためであれば何とでも」
「そうじゃそうじゃ、我こそは姫ぞ! くるしゅうない!」
「どっちかというと王とか妃とかそっち系に聞こえるな……いや、高飛車な姫ならアリか……?」
そんな小さな漫才をして。
時間は二十一時三十分。
「それじゃ兄ちゃん、また明日ね!」
「ああ、おやすみ、真美」
そう言って、お互いに自分の部屋へ入っていった。
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