25: ◆jPr03Kti1lbd[saga]
2019/07/05(金) 11:07:27.88 ID:ToQSmG4b0
麻子「ナオミさん、風呂上がったぞ」
ナオミ「あぁ、私も使わせてもらうよ」
麻子「ん?なんでカメラのモニター消したんだ?」
ナオミ「沙織も年頃の女の子さ」
ナオミ「私はそこまで覗く趣味はない」
麻子「…」
麻子「…あー」
麻子「そーゆーのがあると、なんか沙織には悪いことしたなぁって罪悪感が…」
ナオミ「本当に麻子は沙織想いだな」
麻子「沙織はしっかりしてる部分もあるが、だらしないところはとことんだらしない」
麻子「私が…守れるところは守ってやらないと…」
ナオミ「友情だな」
麻子「友情…ていうか、私は勝手に沙織のことは家族だと思ってる」
ナオミ「良いことじゃないか」
ナオミ「麻子の両親は陸に住んでるのか?家族の元を離れるのは寂しいからな」
ナオミ「沙織のような家族がそばにいてくれたらありがたいな」
麻子「両親はもういない」
麻子「私の本当の家族は大洗に住んでる祖母だけなんだ」
ナオミ「…」
ナオミ「申し訳ない」
麻子「いいんだ」
ナオミ「きっと沙織も麻子のことを家族だと思っているさ」
麻子「…そうだと嬉しいが、小っ恥ずかしくて確認できん」
ナオミ「私が聞いてみようか?」
麻子「いや、いい」
ナオミ「そうか、いつか自分で聞いてみたいんだな」
麻子「…ん」
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