高森藍子「加蓮ちゃんと」北条加蓮「朝涼みのカフェで」
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1:名無しNIPPER[sage saga]
2019/06/30(日) 18:25:53.21 ID:6mVKk2pB0
――おしゃれなカフェテラス――

高森藍子「う〜ん……。こっちも美味しそう、でもこっちも……!」

北条加蓮「……藍子ー? 選ぶのまだかかるー?」

藍子「もうちょっとだけ、もうちょっとだけですからっ」

加蓮「そろそろお腹空いたんだけど……」グゥ

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2:名無しNIPPER[sage saga]
2019/06/30(日) 18:26:31.78 ID:6mVKk2pB0
レンアイカフェテラスシリーズ第77話です。

<過去作一覧>
・北条加蓮「藍子と」高森藍子「カフェテラスで」
・高森藍子「加蓮ちゃんと」北条加蓮「カフェテラスで」
以下略 AAS



3:名無しNIPPER[sage saga]
2019/06/30(日) 18:27:15.40 ID:6mVKk2pB0
藍子「どれにしよう……。トーストも、ご飯の定食もおいしそうです。あっ、こっちのホットケーキも! 写真や値段がいつもと違うのは、朝のメニューだからかな……?」

藍子「加蓮ちゃんは、ベーコンと卵のトーストにするんですよね?」

加蓮「そだよ」
以下略 AAS



4:名無しNIPPER[sage saga]
2019/06/30(日) 18:28:07.55 ID:6mVKk2pB0
藍子「ふふっ。な〜んて……。いっぱいお話しましたもんね。わからなくなっても、仕方ないことですよ」

藍子「私だって、あのお話はついこの前加蓮ちゃんがしてくれたことだったかな? それとも、ずっと昔に教えてくれたことだったかな? って、迷っちゃうこともありますから」

加蓮「それどっちも私が言ったってことじゃんっ」
以下略 AAS



5:名無しNIPPER[sage saga]
2019/06/30(日) 18:28:37.64 ID:6mVKk2pB0
藍子「ん〜〜〜〜。周りに自然があるところで、朝の涼しい時間に、思いっきり伸びをするのって――ん〜〜〜〜〜〜っ! すっごく気持ちいいっ」

加蓮「ん〜〜〜〜っ。ふうっ。夏の朝の涼しさって、すぐ無くなっちゃうレアな時間だよね」

藍子「なんだか空気も軽い感じっ。ちょっと、歩いてみたくなっちゃいます」
以下略 AAS



6:名無しNIPPER[sage saga]
2019/06/30(日) 18:29:07.56 ID:6mVKk2pB0
加蓮「たまたま予定が空いてたからいいけど、普通"いつものカフェのモーニングを食べに行きましょうっ"ってその日の朝に言う?」

藍子「い、一応、"もしよければ"って前置きはつけましたから」

藍子「予定だって、たまたまじゃありませんよ。前から加蓮ちゃんのスケジュールは、しっかり確認しましたもん」
以下略 AAS



7:名無しNIPPER[sage saga]
2019/06/30(日) 18:29:37.62 ID:6mVKk2pB0
加蓮「ふふっ。……あ、店員さん。早いねー。卵とベーコンのトーストありがと」

加蓮「……いい匂い。美味しそー♪」

藍子「ほ、本当にいい匂いがしますね……。お腹、なっちゃいそう」
以下略 AAS



8:名無しNIPPER[sage saga]
2019/06/30(日) 18:30:07.65 ID:6mVKk2pB0
加蓮「わ、これ美味しい……! 卵がすごいふわってしてる!」

藍子「ベーコンの柔らかさも、見ているだけで伝わってきますっ」

加蓮「このベーコン――」
以下略 AAS



9:名無しNIPPER[sage saga]
2019/06/30(日) 18:30:37.54 ID:6mVKk2pB0
藍子「一応、傘は用意してきてますけれど、今日は大丈夫だと思います」

加蓮「私持ってきてないや。降ったら入れさせてね?」

藍子「は〜い」
以下略 AAS



10:名無しNIPPER[sage saga]
2019/06/30(日) 18:31:07.65 ID:6mVKk2pB0
藍子「サラダも、しゃきしゃきで美味しいっ♪」

加蓮「あむあむ。……ところで藍子。そのトマトを半分くらい私に譲ってみたり、」

藍子「はい?」ギロ
以下略 AAS



11:名無しNIPPER[sage saga]
2019/06/30(日) 18:31:37.55 ID:6mVKk2pB0
加蓮「食べ足りないの?」

藍子「き、聞こえちゃってたんですか」

藍子「食べ足りな……足り、足りないってほどじゃないんですっ。足りなくはなくて、ただ、加蓮ちゃんが美味しそうに食べるから……」
以下略 AAS



12:名無しNIPPER[sage saga]
2019/06/30(日) 18:32:07.72 ID:6mVKk2pB0
藍子「…………」ギロ

加蓮「涙目で睨まれても怖くないよ?」

藍子「…………、」ジワ
以下略 AAS



13:名無しNIPPER[sage saga]
2019/06/30(日) 18:32:37.54 ID:6mVKk2pB0
藍子「じゃあ……卵とベーコンのトーストは、その時までのお楽しみってことで」

加蓮「だからってアイスを食べまくって衣装が入らなくなっても知らないわよ?」

藍子「あ、あはは……」
以下略 AAS



14:名無しNIPPER[sage saga]
2019/06/30(日) 18:33:07.51 ID:6mVKk2pB0
加蓮「……なんだかおかしな感じ」コトッ

藍子「?」

加蓮「まだ今日も始まったばっかりで、ほら、今日ってまだ朝ご飯を食べただけでしょ? この後買い物に行ったり、……そういえば藍子、今日はまたうちに来るつもり?」
以下略 AAS



15:名無しNIPPER[sage saga]
2019/06/30(日) 18:33:37.88 ID:6mVKk2pB0
加蓮「……あはは、まただね」

藍子「朝ご飯を食べたばかりなのに、もう晩ご飯や、夜食のお話になっちゃってる」

加蓮「しかも次にここに来る予定を立てちゃったりして。私がだよ? 滑稽って言うか、おかしいね……なんて」
以下略 AAS



16:名無しNIPPER[sage saga]
2019/06/30(日) 18:34:07.68 ID:6mVKk2pB0
加蓮「絶賛黒歴史中なのにカッコイイもん。嫉妬しちゃうよ」

藍子「それが、アイドルの輝きってことです♪」

加蓮「へーぇ? 藍子ちゃんがアイドルについて語るんだ?」
以下略 AAS



17:名無しNIPPER[sage saga]
2019/06/30(日) 18:34:37.50 ID:6mVKk2pB0

□ ■ □ ■ □


加蓮「っと、こら、虫こっち来んなっ」ペシペシ
以下略 AAS



18:名無しNIPPER[sage saga]
2019/06/30(日) 18:35:07.63 ID:6mVKk2pB0
加蓮「今年のトレンドも出た頃だし、体型だって変わってるでしょ? 遅れないように新調しとかないとね。藍子の分も――」

藍子「私は、水着は大丈夫です」

加蓮「いやでも、」
以下略 AAS



19:名無しNIPPER[sage saga]
2019/06/30(日) 18:35:37.62 ID:6mVKk2pB0
加蓮「じゃあ水着を買わない分まで藍子の服を選んであげなきゃね。何系がいい? 今年はどういう方向で攻めるつもり? アクティブ系かな。それとも文学少女っぽく行っとく? 私のオススメだとちょっと肌が出る感じになるけど――」

藍子「わ、待って。お話が早くて追いつけないっ。えっと……」

加蓮「っと。ごめんごめん。スイッチ入っちゃった」
以下略 AAS



20:名無しNIPPER[sage saga]
2019/06/30(日) 18:36:07.66 ID:6mVKk2pB0
加蓮「決めた。昨日3パターンくらい予定してたけど全部試すから。全部試着させてやるっ」

藍子「お手柔らかに、お願いしますね」

加蓮「やだ。藍子が許してって言っても許してあげない」
以下略 AAS



21:名無しNIPPER[sage saga]
2019/06/30(日) 18:36:40.60 ID:6mVKk2pB0
加蓮「報告するなら私のことよりお気に入りの服を買ったことにしようよ? あ、もしかしてそれも兼ねてお披露目していく感じ。私の話題は口実って訳か。へー、やるね」

藍子「へっ?」

加蓮「じゃあ藍子ちゃん用に、ううん、Pさんの隣に並んでも大丈夫なように藍子さんコーデを考えなきゃ」
以下略 AAS



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