3:名無しNIPPER[saga]
2019/07/01(月) 22:52:45.50 ID:j/IZGaDe0
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4:名無しNIPPER[saga]
2019/07/01(月) 22:53:58.42 ID:j/IZGaDe0
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5:名無しNIPPER[saga]
2019/07/01(月) 22:57:58.39 ID:j/IZGaDe0
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6:名無しNIPPER[saga]
2019/07/01(月) 23:06:45.76 ID:j/IZGaDe0
「え……わわっ、千早さん!? お、おお、お疲れさまです!」
慌てて振り向くと、765プロの人気アイドルで私達ミリオンスターズの先輩、如月千早さんが立っていた。でも、どうして……ここには誰にも見つからないように、こっそり来たはずなのに……。
7:名無しNIPPER[saga]
2019/07/01(月) 23:07:58.61 ID:j/IZGaDe0
「そんな事ないですよ〜!やだな〜千早さんってば〜」
「え、でも──」
8:名無しNIPPER[saga]
2019/07/01(月) 23:09:04.50 ID:j/IZGaDe0
───────────────────side:如月 千早
薄々気付いていた。戻ってきた時の、そして目の前に佇む彼女の様子が少しおかしいということには。
9:名無しNIPPER[saga]
2019/07/01(月) 23:09:44.97 ID:j/IZGaDe0
そうして気づく。
『春日未来』は、みんなが思うよりもずっと強くて──そして、ずっと弱いのではないか。“みんなが求める笑顔の未来”という固い殻の中で、少しずつ傷つき泣いているのではないか、と。
10:名無しNIPPER[saga]
2019/07/01(月) 23:22:05.43 ID:j/IZGaDe0
───────────────────side:春日 未来
「──それは嘘ね」
11:名無しNIPPER[saga]
2019/07/01(月) 23:24:07.34 ID:j/IZGaDe0
ともかく、そうして私は話し始めた。
「実は今日、テレビの生放送に出たんです。夕方の番組の、ちょっとしたコーナーなんですけど、基本私一人でロケをやることになってて。『アイドルがぷらっと訪問!』っていうコーナーなんですけど、その今月の担当パーソナリティーに選んでもらってて」
12:名無しNIPPER[saga]
2019/07/01(月) 23:24:58.39 ID:j/IZGaDe0
「今日のことで私が怒られるのって、当たり前じゃないですか。こわして迷惑かけちゃったんですから、しかも三回も連続で……でも、私のせいでプロデューサーさんまですっごく怒られちゃって、色んな人にあやまりに行ってくれて」
それでも今日の失敗をしゃべる。イヤな事も、つらい思いも全部。何かがこみ上げてくるのを必死に抑えながら、全部しゃべった。
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