39:名無しNIPPER[saga]
2019/07/02(火) 00:43:35.23 ID:ndUIllUw0
「えっと、ぎゅーってことは、その……さっきみたいに、ってことよね?」
「あ、えっと、その……はぃ……」
自分が何を言ったのか、気付いた時にはかーっと頬っぺたが熱くなっちゃって、小さな返事しかできなかった……うぅ、はずかしいよぉ……。
「そうね、私の返事は──」
ごくり。すっごくドキドキする。なんでかな、ステージの前よりもドキドキしちゃってるかも……。
「もちろんオーケーよ。私なんかで──ううん、そうじゃないわね。貴女一人じゃどうしようもなくなったら、いつでもいらっしゃい。私で良ければ、いつでも力になるから。いつでも頼ってね」
「はいっ!」
そんな私のわがままも、千早さんは受け止めてくれた。よ、良かったぁ、ってホッと息を吐いた時だ。
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