キャル「七夕の夜に」 ペコリーヌ「あなたに願いを」
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6:名無しNIPPER[saga]
2019/07/07(日) 19:22:44.19 ID:h6S7zKiX0
ペコリーヌ「そういうキャルちゃんのお願いは何なんですか? あっ、お願いは短冊一枚につきひとつですからね?」

キャル「欲張る前提かっ! あたしのは、そうね……」

キャル「あたし、願いごとは自分の手で叶えたいわ。誰かに願ったって、どうせ叶わないから」

コッコロ「恥ずかしくて書けないのですね。でしたら、わたくしたちは向こうに行っていましょう。短冊を吊るしたら合流、ということで」

キャル「ち、違っ……! あたしはマジで……!」

ペコリーヌ「わたしにも、短冊に頼らずに叶えたいお願いはありますよ? けど、せっかくですし何かお願いしましょうよ♪」

キャル「……あんたにもそんなお願いがあるの?」

ペコリーヌ「はい。とても大事なお願いです」

キャル「……」

キャル「あたしも、短冊にお願いする。それと……あんたにも話したいことがある。とても大事なこと」

コッコロ「……主さま。わたくしとお祭りの屋台を巡ってくださいませんか? 主さまと一緒にこの夜を楽しみたいのです……」

ペコリーヌ「じゃあ、一時間後にこの竹の木の前で待ち合わせしましょうか。コッコロちゃん、あとで打ち上げ花火をみんなで一緒に見ましょうね♪」

コッコロ「はい。ペコリーヌさま……いえ、わたくしからは何も言いません。では、一時間後に」

コッコロ「おや? 主さま? なぜわたくしの前にしゃがんで……主さま? なぜわたくしを肩車して……主さまっ!? なぜ全力で走って……わぁぁぁぁ……!?」

キャル「……よし、書けた。コロ助たち、ちゃんと戻って来られるのかしら……?」

ペコリーヌ「キャルちゃん。向こうの原っぱに行きませんか? 静かで、星が綺麗に見える場所があるんです」


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