幼馴染のボクっ娘「……あまりボクを怒らせない方がいい」
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11:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/10(水) 23:55:37.90 ID:gf070GdVO
『夕方のニュースの時間です……』

気がつくと、日が傾いていて、夕暮れ時。
会社を休んだ俺はその日、幼馴染と過ごした。
一日中、パンツを穿くことのなかった生尻を。
なんとなく撫でつつぼんやりTVに目をやると。

『山の奥で、巨大な手の跡がみつかりました』

木々をなぎ倒して、くっきり浮かび上がる。
巨大な、手のひらの跡が、映し出されて。
俺は、そっと、TVの電源を、切った。

「あーあ。いけないんだ」
「ふ、不可抗力だ」
「一緒に世界をぶっ壊しちゃおうか?」
「遠慮しとく」
「ええー! なんでさ!?」
「俺はわりと、幸せだから」

ひょんなことから、おかしな力を得た俺が。
その力を振るうことは、恐らくないだろう。
ただし、世界が俺の嫁さんを泣かすならば。

「お前がどうしてもと言うなら、ぶっ壊す」
「……ボクだって、幸せだよ」
「それならひとまず、見逃してやろうぜ」
「うんっ!」

幼馴染が幸せなうちは世界は存続するだろう。


【尻は世界を救う!】


FIN


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