サカキ「少し席を外させて貰う」ミュウツー「どこへいくつもりだ?」
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9:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/13(土) 22:24:01.87 ID:MAkUBpd1O
「しかし、よもや貴様が泣くとはな」

しばらくしんみりとした空気に浸っていたが、お互いに気まずいだろうと思い、茶化すと。

「……泣いてなどいない」
「まだ意地を張るとは、強情だな」

意地を張り続けるサカキはまさにロケット団のボスに相応しいと感じて、私は少し笑った。
するとそれが気に障ったのか、彼は激怒した。

「泣いてなどいないと言っている!」
「では、貴様はトイレで何をしているのだ?」
「私は……糞をしているだけだ」
「ロケット団のボスは糞をしないのだろう?」
「ロケット団のボスでも糞くらいする!」

前言を無視したサカキの言い分。
それがあまりにもおかしくて私はまた笑った。
すると、腹に据えかねたサカキは、力んで。

ぶりゅっ!

隣の個室から排泄音らしき効果音が聞こえて、私はサカキが本当に脱糞したのだと悟った。
しかし、涙を誤魔化す為に、糞を出すとは。

「……まるで、子供だな」
「ふん……お前にだけは言われたくない」

そうとも、私とてまだまだ子供だ。
たとえ20年以上の月日が流れても変わらない。
それを自認することで成長の余地が生まれる。
ならば、私も子供らしく、糞を漏らそう。

ぶりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅ〜っ!

「フハッ!」

私はミュウツー。
最強のポケモンであり、最強のトレーナーだ。
なればこそ、脱糞合戦で人間に遅れは取らん。


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