僕はほたるちゃんを幸せにしてみせる。
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21:名無しNIPPER
2019/07/15(月) 21:40:53.09 ID:zPcQXE1G0
数日後、白菊ほたる所属プロダクション

「プロデューサー君。君に話がある。ちょっと来なさい」

「社長? いきなりどうしたんです?」

「今朝、週刊誌から連絡が来た。君の行動をスクープしたそうだ」

「一体何のことです?」

「君、ほたる君の仕事を取るとき、〇〇君の名前を使ってイベント責任者を脅迫しただろう。それを録音したデータが匿名で送られてきたそうだ。その音声は私も聞いたが、これは言い逃れできないぞ」

「何で......? 何でバレたんだ......?」

「すでに週刊誌には口止め料を払っている。これが世に出たら、知らなかったとはいえ〇〇君とほたる君は大バッシングを受けるだろうからな」

「自分はどんな処分になるのでしょうか......」

「今すぐにクビだ! と言いたいところだが、その必要も無くなったよ」

「どういうことですか?」

「週刊誌の口止め料が中々高額でね。もううちには借金しか残ってないんだ。要するに倒産だな」

「そんな!? そこまでして口止め料を払わなくたって良かったでしょう!」

「彼女たちには未来がある。汚い大人のせいで名誉を傷つけるわけにはいかない。それに、君のような人間をプロデューサーに採用した時点で俺には人を見る目が無かったんだ。倒産して正解だろう」

「そんな......」


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