魔女「……大人、勃ち?」竜の子「ほえ?」
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2:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/22(月) 23:32:23.71 ID:lIL3ZnEMO
「……だい、じょうぶ?」

生贄娘に気持ち悪いことを言われて再び込み上げてきた嘔吐感に苛まれた可哀想な竜の子のことを不憫に思ったのか、甲板でその様子を見つめていた黒ずくめの少女が小さく声をかけた。
胸元に束ねて垂らした漆黒の黒髪と線の細さが印象的な人間だった。

以下略 AAS



3:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/22(月) 23:37:36.46 ID:lIL3ZnEMO
「……とりあえず、私が若様の保護者だとご理解頂けてますでしょうか? 話はまずそれからです」
「……若様って、この子のこと?」
「はい。名のある高貴なお方のご子息です」
「……どうでもいい。でも、響きは気に入った」

以下略 AAS



4:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/22(月) 23:39:11.43 ID:lIL3ZnEMO
「あれほど! 日頃から注意してるのに!」
「ごめんなさい! ごめんなさぁいっ!?」

パチン、パチンと。
晴れやかな陽光の下に晒し出された竜の子の小さくて柔らかくて可愛いお尻を叩く音が響く。
以下略 AAS



5:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/22(月) 23:40:35.70 ID:lIL3ZnEMO
「あれ? なんだか、お尻が温かい……」
「……もう、痛くない?」
「うん。もう平気。ありがとうございました」
「……どう、いたしまして」

以下略 AAS



6:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/22(月) 23:42:26.81 ID:lIL3ZnEMO
「……なるほど。人間と竜の子供、なんだ」

幸いにも周囲には当事者3名の他に誰もおらず、竜の子についての説明はその場でなされた。

「知られてしまったからには仕方ありません」
以下略 AAS



7:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/22(月) 23:43:33.64 ID:lIL3ZnEMO
「とにかく、ふたりともやめて!」
「だって若様、この腹黒魔女が!」
「……このショタコンが全部悪い」

竜の子の教育に悪影響を及ぼさないよう、いつ何時でも丁寧な口調を心がける生贄娘がまるで年相応の村娘のように言葉を乱すその様を見て、案外この2人は相性が良いのかもと思った。
以下略 AAS



8:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/22(月) 23:45:29.80 ID:lIL3ZnEMO
「んんっ……」

船酔いで体調が優れない竜の子は船室に戻った後、すぐに眠り、気がついたらもう夜だった。

「んっ……若しゃまぁ」
以下略 AAS



9:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/22(月) 23:48:03.06 ID:lIL3ZnEMO
「……若、もう出して、いいよ」
「んんっ……出ない」
「……頑張って」

すぐに出そうでなかなか出ない。
以下略 AAS



10:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/22(月) 23:49:41.76 ID:lIL3ZnEMO
「……これからは、師匠と、呼ばせて貰う」
「良い師に巡り会えた幸福を噛み締めなさい」
「……はい。光栄の至り。感謝感激雨あられ」

用を足した後、すぐに眠りについてしまった竜の子を抱きかかえた生贄娘は、さも偉そうに踏ん反りかえって、魔女を自らの直弟子とした。
以下略 AAS



11:名無しNIPPER[sage]
2019/07/22(月) 23:56:27.61 ID:/kdRJjnE0

出来たらR18で続きを見たい


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