15: ◆JyWIBaCRzU[saga]
2019/08/02(金) 07:23:44.15 ID:e2BN+nXpo
エドモン「……着いたぞ」
藤丸「わーん! 助かったよエドモンー!」
エドモン「騒ぐな。カルデアは最早安全な場所では無い、気付かれればすぐに襲われるぞ」
藤丸「いやほんとなんでこんなことに……」
エドモン「無知は罪だ……。仕方がない、無粋ではあるが教えておかなければ被害が拡がる可能性もある。説明するからよく聞けマスター!」
藤丸「う、うん!」
エドモン「事の始まりは知っているだろう。お前とダヴィンチの会話が、一部を除いたすべての部屋に配信された事だ」
藤丸「うん。小太郎に聞いたよ」
エドモン「そしてお前に自覚は無いだろうが、お前は数多の英霊に好意を寄せられている。意味はわかるな?」
藤丸「好意……えっ? それは友人とか配下とか雑種とかそういう事じゃ無くて?」
エドモン「まるで違う。それは愛情だ。お前への愛ゆえに奴らは狂宴を始めたのだ!」
藤丸「ふぁー!!??」
エドモン「心して聞けマスター! 状況を端的に説明するぞ!」
エドモン「お前への愛情高まる中、カルデア内の空気とお前の内心を悪くせぬようにと自制をしていた所に、お前の口から「己に恋人がいる」事を聞いてしまった英霊共! さぁ、どうなるかは明白だな?」
藤丸「ぼうどう が おきた」
エドモン「そういう事だ」スゥ……ハァ……
藤丸「そんな……だって彼女ができたのはここに来る前のことだし……」
藤丸「お前は奴らを、通常の常識が通用する相手だとでも思っていたのか? それならば今すぐ認識を改めろ」
30Res/22.65 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20