3:名無しNIPPER[saga]
2019/07/26(金) 17:18:40.70 ID:XLNzjGnq0
――流石に、プロデューサーとはいえ男なんだから俺はホテルに泊まった方がいいと思うんだけど。
そう説明した時の冬優子の表情は筆舌に尽くしがたく、あんた、ふゆにあさひ押し付けてホテルで寝泊まりするつもりなの? というメッセージがありありと見て取れた。それで、愛依とあさひにも了解を取って俺もここに泊まることになったのである。
「プロデューサーさん! 荷物置いたら早く探索に行くっすよ!」
今すぐにでも飛び出しそうなあさひがシャツの袖を引っ張ってくる。一応、二人にも視線で問いかけてみたものの、
「うちはパスかなー。ちょい疲れたし」
「……なに、ふゆが行くと思ってんの?」
「プロデューサーさん、早く早く!」
……どうやら、休暇にはならなそうである。
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