シャニP「邪視?」冬優子「……」
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5:名無しNIPPER[saga]
2019/07/26(金) 17:20:07.84 ID:XLNzjGnq0

裏山には入らないようにしろよ――。

なんですかそれ。そう聞くと、わからん、とだけ。なんでも、声をかけてくれた人からそれだけ言われたらしく、詳しい事情はわからないらしい。まあ、触らぬ神になんとやらである。

以下略 AAS



6:名無しNIPPER[saga]
2019/07/26(金) 17:23:00.56 ID:XLNzjGnq0

陽が沈みかけたころロッジに戻った俺とあさひは、寒いくらいのクーラーの中穏やかな表情で眠る二人を起こしてからバーベキューの準備を始めた。ここに来る途中、スーパーで食材を買っておいたのだ。

高い肉ではなかったが、やっぱり炭火で焼くと美味しく感じる。

以下略 AAS



7:名無しNIPPER[saga]
2019/07/26(金) 17:24:07.71 ID:XLNzjGnq0

食後、風呂に入ってからリビングに集まって、TVを見たり愛依の持ってきたトランプで遊んだりして過ごした。

大富豪をしていて気づいたのだが、冬優子と愛依は表情に出るタイプのようだった。

以下略 AAS



8:名無しNIPPER[saga]
2019/07/26(金) 17:26:18.80 ID:XLNzjGnq0

「あ、そうだ。あさひには言ったんだけど、社長から裏山には入らないように言われてるから、冬優子と愛依もそこだけは気を付けてほしい」

お開きになったところで、二人にも一応言っておく。

以下略 AAS



9:名無しNIPPER[saga]
2019/07/26(金) 17:27:00.56 ID:XLNzjGnq0



当然ながら、俺は別室で寝ることにした。部屋を出る前、冬優子と愛依にはあさひが裏山に行く可能性がないこともないから、気を付けてもらうよう耳打ちしたので、絶対、ほぼ、多分、おそらく……、大丈夫かはわからないけれど、念のため寝すぎないようにしておこう。と、そこまで思ってから、ぐったりという表現がふさわしい疲労感が全身にへばりついてきた。

以下略 AAS



10:名無しNIPPER[saga]
2019/07/26(金) 17:29:26.44 ID:XLNzjGnq0



つんざくような高音。ドタドタという、何かが走り回るような振動。

以下略 AAS



11:名無しNIPPER[saga]
2019/07/26(金) 17:30:19.81 ID:XLNzjGnq0

「あさひ! 冬優子!」

玄関から反対側、つまりロッジの奥にある出窓の前で、あさひは頭を抱え、冬優子はもがくようにじたばたと身体を動かしていた。

以下略 AAS



12:名無しNIPPER[saga]
2019/07/26(金) 17:31:39.92 ID:XLNzjGnq0

まだ落ち着きのないあさひが、窓の前に鎮座している望遠鏡を指さした。反射的に、というか深く考えることなく、裏山に向いている望遠鏡を覗き込んだ。

誰が持ってきたのか、はたまた元々あるものなのかはわからないが、望遠鏡は高性能なもので、遠くの景色でも綺麗に見える。

以下略 AAS



13:名無しNIPPER[saga]
2019/07/26(金) 17:32:37.41 ID:XLNzjGnq0

「これ以上見てはいけない」

と本能的にそう感じた。だが、遅かった。望遠鏡の視界の中に、ソイツの顔が入ってきたのだ。

以下略 AAS



14:名無しNIPPER[saga]
2019/07/26(金) 17:33:17.27 ID:XLNzjGnq0



「プロデューサー!!」

以下略 AAS



15:名無しNIPPER[saga]
2019/07/26(金) 17:34:28.02 ID:XLNzjGnq0

爆発しそうな心臓を無意識に抑える。恐怖のせいか、上手く呼吸ができていない。

震えの混じった声で、あさひが口を開いた。

以下略 AAS



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