201:名無しNIPPER[saga]
2019/09/04(水) 23:47:35.86 ID:gclfJzjh0
しのぶ「……でも、やることは変わらないわよっ!【きららジャンプ】!」ビュンッ
衣斐子「うわぁっ!?」サッ
衣斐子(一気に距離詰められちゃった!)
しのぶ(からの……再び【不可視化】!)スゥッ
衣斐子「……【読心術】!」キィン
しのぶ「はぁっ!」ブンッ
衣斐子「わ、分かってるでしょ!?私はあなたの動きが読めるの!【不可視化】したって無意味……」
しのぶ「でも、あなたは後ろから近づくハジメの動きを読めていなかった……同時に読めるのは一人まで。違う?」
衣斐子「うぐっ」
しのぶ「そして私が【不可視化】を使ってあなたに攻撃する限り、あなたはその対象を私に固定しなければならないし、他のカードを使う隙なんて与えないっ!」ザンッ
衣斐子(……他のカードを使う隙がない……?それは違う。いくら私が子供で身体能力に差があっても、こっちから触るくらいはでき……)
ビュンッ
衣斐子(ない!本当にできない!この人が私の攻撃を警戒してるからじゃない。むしろその逆、この人は全く私の攻撃を警戒していない)
衣斐子(例え触って【力場】を発動させても、その隙に【きららジャンプ+砂+剣化】を受けて相討ちになる。距離を取って避け続けるしかない……!)
しのぶ「でも、私は相討ちで構わない。私達の願いは同じ。だから勝ち残るのはどちらか片方で構わない!」
衣斐子(こ、こんなアドバンテージの取り方があるなんて……!)
衣斐子「……それでも!そっちに決定打がないのは変わらないし【不可視化】と【読心術】じゃ絶対そっちが先にガス欠になる!」
しのぶ「でも……その間、ハジメはあなたの妨害を受けない」
しのぶ(頼んだわよ……!ハジメ!)
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