天海「アイランドモード?なんすかそれ?」小泉「パート2よ」
1- 20
349: ◆6V8mSlZQhU[saga]
2019/11/04(月) 20:09:26.30 ID:yya0uLTe0
天海「あぁ…ちが…」

王馬「違う? 何が違うのかな? 天海ちゃんは人に対して好意を抱くし、歩み寄ろうとしているのも知ってるよ。でもそれも肝心な自分については何もさらけ出さずに、だよね」

王馬「人間誰しも隠し事はあるよねー。でも天海ちゃんほど徹底して、誰に対して差別なく、自分という存在を開示しないっていうのは中々できることじゃないよ!」

王馬「まるでハリネズミが針立てたまま、仲良くしようよー、って近付いてくるみたいだね!」

もはや何も言えなかった。

俺はただ王馬くんの言うことをひたすら聞くことしかできなかった。

言ってることにおそらく間違いはないのだろう。

俺はそんなつもりはない。

壁を作っているつもりなんてない。

だが思い返してみれば、俺は、そこまで深い仲になろうとしたことが、おそらく、今のいままで、生涯にわたって──ただの一つもなかった気がする。

天海(ああ……俺は……)



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
380Res/191.15 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice