82:名無しNIPPER[saga]
2019/08/23(金) 00:57:42.72 ID:Hm8JIT9rO
 輸送艦待機室 
  
 俺(やる事も無いし鷹とでも話すか) 
  
 俺「なぁ鷹」 
  
 ムウ「はっ。なんでしょう?」 
  
 俺「お前は外のザフト艦2隻、どう見る?」 
  
 ムウ「んー、まぁ艦長はああ言っていましたが、ここが幾ら中立国だと言っても今は戦時下です」 
  
 ムウ「非常事態には備えておくべきでしょうね」 
  
 俺「フッ…流石だな」 
  
 ムウ「やはり少佐殿も同じ意見で?」 
  
 俺「ああ」 
  
 ムウ「なるほど。そう言えば少佐殿は世界樹攻防戦でジン5機を撃墜したんでしたよね?」 
  
 俺「ん?それが?」 
  
 ムウ「その宙域には奴も…ラウ・ル・クルーゼも居たと思うんですけど…」 
  
 俺「クルーゼ?MS37機。戦艦6隻を撃墜してネビュラ勲章を授与されたあいつか」 
  
 ムウ「ほう。詳しいですね。と言う事は…」 
  
 俺「ああ。戦ったよ。お互い補給が必要で帰投時にちょっと出会しただけだが…」 
  
 ムウ「どうでした?」 
  
 俺「お互い決定打は与えられず終わったよ」 
  
 ムウ「少佐も?」 
  
 俺「こっちの動きが分かっているのか、とにかく嫌な事ばかりしてくる奴でな」 
  
 俺「オマケにもうお互い限界が来て引き揚げ時にはあの野郎。大戦果おめでとうと通信を入れて来やがった」 
  
 ムウ「それはそれは…」 
  
 俺「あのクソ野郎。次に会ったら殺す」 
  
 ムウ「はは…頼もしいですな」 
  
 俺「鷹はどうだったんだよ。エンデュミオンには奴も居たんだろ?」 
  
 ムウ「ええ。まぁ…ですがオレの場合はお互いこれ以上戦えばサイクロプスに巻き込まれそうだったので見逃して貰ったと言うか…」 
  
 俺「流石の彼奴も鷹と道連れは拒否だったって訳だ」 
  
 ムウ「ははは。そうらしいですね」 
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