前川みく「鮭とば……」
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1:名無しNIPPER[saga]
2019/08/28(水) 20:51:08.29 ID:saJLaFIp0
シンデレラガールズの短いSSです。

みくが自分の意志で魚を食べます。そういうのだめな人は回れ右。

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2:名無しNIPPER[saga]
2019/08/28(水) 20:53:40.22 ID:saJLaFIp0
レッスンを終えて寮に帰ると、共用の談話室は何やら騒がしかった。

「あ、みくちゃんだー。おかえりー」

声をかけてきたのは人だかりの真ん中に居た美由紀ちゃん。
以下略 AAS



3:名無しNIPPER[sage]
2019/08/28(水) 20:54:40.55 ID:eHwEVejI0



4:名無しNIPPER[saga]
2019/08/28(水) 20:55:34.38 ID:saJLaFIp0
部屋に戻ってたこをもぐもぐしつつ、鮭とばと対峙してみくは悩んでいた。
寮は一人部屋だし、あの調子じゃ他の部屋の子もしばらくは魚介祭りだろう。
かといって学校はおやつ禁止だし、危険を犯してこっそりあげるほど特別親しい友達も居ない。
とは言え捨てるのも勿体ないし……

以下略 AAS



5:名無しNIPPER[saga]
2019/08/28(水) 20:58:09.05 ID:saJLaFIp0
思い出しても直接のきっかけは思い出せない。幼稚園の頃にはすでに魚は食べられなかった。
それでも小学校低学年くらいまでは食卓に出ていたが、あまりにみくが手を付けようとしないので
親も根負けし、次第に魚の日はみくだけ別のメニューが用意されるようになった。
給食で魚が出た日は、近くの男子にあげてやりすごしていた。ということは……

以下略 AAS



6:名無しNIPPER[saga]
2019/08/28(水) 20:59:17.75 ID:saJLaFIp0
みくはおそるおそる鮭とばの袋を開封した。

「特に匂いはしないにゃ」

誰が見てるわけでもないのにグルメリポート風の実況を始めていた。
以下略 AAS



7:名無しNIPPER[saga]
2019/08/28(水) 21:01:51.12 ID:saJLaFIp0
よく乾燥したとばはとても固く、奥歯を使いアイドルらしからぬ動作で齧り取り、瞬時にみくは後悔した。
これはよく噛まなきゃ食べられないやつだ。チャレンジするならもっと飲み込みやすい魚にすべきだった。
だが乗りかかった船だ。ここで吐き出すのはプライドが許さない。

みくは鮭とばをひと噛みする。
以下略 AAS



8:名無しNIPPER[saga]
2019/08/28(水) 21:03:11.96 ID:saJLaFIp0
そのさらに翌日。

「みくちゃんおはよー。風邪はもういいの?」

「すっかり治ったからもう大丈夫にゃ。あ、これあげる」
以下略 AAS



9:名無しNIPPER[saga]
2019/08/28(水) 21:04:50.27 ID:saJLaFIp0
おしまいです。人のことは考えず自分が読みたい話を書いたらこうなりました。
個人的には嫌いなものなんてわざわざ食べなくても思います。

依頼出してきます。


10:名無しNIPPER
2019/08/29(木) 00:36:31.24 ID:+XNxuZmdo
鮭とばなんて保存効くから無理して配るかな、って希ガス


11:名無しNIPPER[sage]
2019/08/29(木) 00:43:31.78 ID:xeQDtQXPo



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