魔術師「探偵業はじめました」剣士「消えた恋人を探せ!の巻」
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7: ◆m6oSrzv57o[saga]
2019/09/07(土) 20:37:02.12 ID:tDrZnMap0
魔術師「じゃあ僕は中辛で。福神漬けも付けろよ」

剣士「はーい…って流されないからね!?自分の夕食は自分で作ってよ?」

魔術師「ちえっバレたか。そういやお前ってまだ士官学校の学生寮に住んでるんだったっけ?」
以下略 AAS



8: ◆m6oSrzv57o[saga]
2019/09/07(土) 20:37:35.16 ID:tDrZnMap0
剣士「それはともかく、最近のニュースは…」

剣士「今朝は魔術師さんもご存知の通り、魔物が貨物船を襲撃したニュース」

剣士「昨日は山道で怪我をして動けなくなった人をとあるハーピーが助けたニュース」
以下略 AAS



9: ◆m6oSrzv57o[saga]
2019/09/07(土) 20:39:03.90 ID:tDrZnMap0
青年「昨日の記事なら僕も見ました。こういったとき咄嗟に人助けできるのってかっこいいですよね」

魔術師「人間とは違って翼を持ってるから、こういう救助活動は得意なんだろ」

青年「翼のあるなしなんて関係ないですよ。人間だろうがハーピーだろうが吸血鬼だろうが、困っている人を見逃さずに手を差し伸べるのって素敵じゃないですか!」キラキラ
以下略 AAS



10: ◆m6oSrzv57o[saga]
2019/09/07(土) 20:39:36.40 ID:tDrZnMap0
魔術師「ま、これぐらいでいいか。あとは君と彼女さんの住所を教えてくれ。何かあったらそこに連絡しよう」

青年「わかりました!まず僕の住所は...」



11: ◆m6oSrzv57o[saga]
2019/09/07(土) 20:40:03.47 ID:tDrZnMap0
青年が帰ったあと、探偵所にて。

剣士「恋人の失踪かぁ。いなくなってからまる一日経ってるとすると、最悪の事態も考慮しなくちゃね」

魔術師「だな。新聞で見た通りの物騒な世の中だし、誘拐ってセンも捨てきれねぇ」
以下略 AAS



12: ◆m6oSrzv57o[saga]
2019/09/07(土) 20:41:01.35 ID:tDrZnMap0
【彼女の家前】

剣士「はぁ...疲れた...」

魔術師「まさか馬車から降りて一時間も歩く羽目になるとはな...」ゼエゼエ
以下略 AAS



13: ◆m6oSrzv57o[saga]
2019/09/07(土) 20:42:23.27 ID:tDrZnMap0
剣士「へー。近くにその人たちが居ればいいんだけど」

魔術師「お前、帰り道は送ってもらう気満々だな?」

剣士「だってこんな獣道、もう歩きたくないよ」ハア…
以下略 AAS



14: ◆m6oSrzv57o[saga]
2019/09/07(土) 20:43:10.55 ID:tDrZnMap0
【家の中】

魔術師「一見普通の部屋だが...」

剣士「なになに?もう何か見つけちゃった?」
以下略 AAS



15: ◆m6oSrzv57o[saga]
2019/09/07(土) 20:43:36.18 ID:tDrZnMap0
剣士「魔術師さん、この扉ってどうやって開けるの?さっきからビクともしないんだけど」

魔術師「なに?...ふむ、どうやら魔法で施錠されてるみたいだ」

魔術師「ちょっとややこしいが、これぐらいなら無詠唱でぱぱっと開けられるぞ」スッ
以下略 AAS



16: ◆m6oSrzv57o[saga]
2019/09/07(土) 20:44:20.07 ID:tDrZnMap0
魔法で施錠されていたドアを開けると、そこには非常に大きな水槽が鎮座していた。

まるで水族館のように、大小様々な種類の魚が海藻と共に悠々と泳いでいる。

魔術師「アクアリウムか?やけにでかいな」トンッ…
以下略 AAS



17: ◆m6oSrzv57o[saga]
2019/09/07(土) 20:45:13.21 ID:tDrZnMap0
剣士「それにしてもこのアクアリウム、本当に大きいね」

魔術師「さっきの剣士じゃないが、僕一人入っても十二分に余裕のある大きさだな」

魔術師「まるで海そのものを飼ってるみたいだ」
以下略 AAS



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