728: ◆iEoVz.17Z2[saga]
2019/10/07(月) 18:54:49.80 ID:hEQnKdja0
 〜 
  
 梨子「…はぁ」 
  
 果林「ちょっとまた私の溜め息吐かないでよ」 
729: ◆iEoVz.17Z2[sage saga]
2019/10/07(月) 18:55:35.95 ID:hEQnKdja0
 果林「どうする?」 
  
 梨子「私にどうするって言われましても……」 
  
 果林「完璧に開き直ってるわね、撃たれても死なないことを良いことにグレネードにだけ当たらないようにしてる」 
730: ◆iEoVz.17Z2[sage saga]
2019/10/07(月) 18:56:44.14 ID:hEQnKdja0
 果林「人殺すのに慣れちゃうとその刺激を上回る出来事が無くなって大して驚くことがなくなっちゃうのよね、最近の悩みだわ」 
  
 梨子「銃で撃たれても死なないってすごい驚くところだと思うんですけど…」 
  
 果林「死なない生き物自体は既にいるしそれがようやくアンドロイドにも行き渡ったって考えると案外すぐに受け入れられたわよ、鞠莉から初めて聞いた時は驚いたけど…あ、これ内緒ね♪」 
731: ◆iEoVz.17Z2[sage saga]
2019/10/07(月) 18:57:17.28 ID:hEQnKdja0
 ことり「………」カチャッ 
  
 曜「いいよことりちゃん、銃を下げて」 
  
 ことり「えっ…でも…」 
732: ◆iEoVz.17Z2[sage saga]
2019/10/07(月) 18:58:33.73 ID:hEQnKdja0
 果林「こんなところで会うなんて奇遇ね、そっちの調子はどう?」 
  
 曜「バッチリ…と言いたいところだけど絵里さんとルビィちゃんの連絡が取れなくて困ってるところだよ」 
  
 ことり「………」 
733: ◆iEoVz.17Z2[saga]
2019/10/07(月) 18:59:27.05 ID:hEQnKdja0
 梨子「…一つ言っていい?」 
  
 曜「ん?何?」 
  
 梨子「曜ちゃんには悪いんだけど…その絵里さんとルビィちゃんって子、連絡取れないんだよね?」 
734: ◆iEoVz.17Z2[saga]
2019/10/07(月) 19:00:51.56 ID:hEQnKdja0
 果林「…私ことりのこともよく知ってるわ、やけにプライドが高い一匹狼だったからね。対アンドロイド特殊部隊に所属してからはイヤというほどことりという名前を聞いたわ」 
  
 果林「そんなことりが背中を追いかけ、曜までを従わせるその絵里ってやつは何者なの?」 
  
 曜「…希ちゃんの寛容さと鞠莉さんに似た意志を持った人かな」 
735: ◆iEoVz.17Z2[saga]
2019/10/07(月) 19:02:02.03 ID:hEQnKdja0
  
  
 曜「絵里さんのところへ行く」果林「絵里のところへ行く」 
  
  
736: ◆iEoVz.17Z2[saga]
2019/10/07(月) 19:02:45.44 ID:hEQnKdja0
 曜「…じゃあ私たちは行くね」 
  
 果林「ええ、行ってらっしゃい」 
  
  
737: ◆iEoVz.17Z2[saga]
2019/10/07(月) 19:04:47.26 ID:hEQnKdja0
 梨子「…それについてはごめんと思う、だけど私とあなたは敵同士、戦って勝負を決めよっか」 
  
 果林「なんかやけにやらかくなってない?気のせい?」 
  
 梨子「気のせいですよ、やりましょうよ」カチャッ 
738: ◆iEoVz.17Z2[saga]
2019/10/07(月) 19:06:22.27 ID:hEQnKdja0
 梨子「じゃあ————」 
  
  
 梨子「——私は先に行かせてもらいますね!」 
  
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