【バンドリ×けいおん】唯「バンドリ?」香澄「けいおん?」
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1: ◆64sUtuLf3A[sage saga]
2019/10/02(水) 19:54:33.62 ID:2rXBvp8co
・バンドリとけいおんのクロスオーバーSSになります。

・ゲーム内に登場する5バンド25名とけいおんキャラ5名+αのお話となり、かなり長いものとなってます

・章立てで展開していきます(合計9章+α

・書き溜めは既に完了してますが、こちらの状況如何では投下スピードが変動することもあります。

・誤字、脱字はお見逃し下さい。

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2: ◆64sUtuLf3A[sage saga]
2019/10/02(水) 19:57:38.11 ID:2rXBvp8co
#1.放課後の予兆

 ――『出会いは一瞬、繋がりは一生』

 昔、誰かがそんなことを言っていたような気がする。
以下略 AAS



3: ◆64sUtuLf3A[sage saga]
2019/10/02(水) 19:59:12.98 ID:2rXBvp8co
【ライブハウス CiRCLE】

 その日、CiRCLEには5人の少女達が集まっていた。

 開催を来週に控えた大型ライブ、『ガールズバンドパーティー』その最終打ち合わせである。
以下略 AAS



4: ◆64sUtuLf3A[sage saga]
2019/10/02(水) 19:59:45.10 ID:2rXBvp8co
まりな「……はい、あ、どうもー………うん、うん…………え?…… えええぇぇーーーっっっ!!!???」

一同「……?」

 突如としてまりなの絶叫がライブハウス中に響き渡り、辺りが水を打ったように静まり返る。
以下略 AAS



5: ◆64sUtuLf3A[sage saga]
2019/10/02(水) 20:00:25.13 ID:2rXBvp8co
まりな「実はね……ライブの当日にスペシャルゲストで呼んでたバンドのメンバーが怪我で入院して……それでその、ライブの参加をキャンセルしたいって話で……」

彩「え、えええーーー??」

香澄「だ、大丈夫なんですか? その人たち?」
以下略 AAS



6: ◆64sUtuLf3A[sage saga]
2019/10/02(水) 20:01:18.01 ID:2rXBvp8co
こころ「みんな、落ち込む事なんてないわっ♪ ケガでライブに出られなくなってしまったのは確かに残念だけど、ケガなら治してまた参加したらいいのよ!」

香澄「こころん……」

彩「……うん、確かに、こころちゃんの言うとおりだね」
以下略 AAS



7: ◆64sUtuLf3A[sage saga]
2019/10/02(水) 20:02:35.56 ID:2rXBvp8co
彩「う〜ん……スペシャルゲスト登場って、バッチリ書かれてるね……」

まりな「そうなんだよ、だから……どうにかしてライブ当日までに他のバンドを見つけて、参加して貰えるようにしなくっちゃ……」

蘭「じゃあ、各バンドでセトリ変えて時間調整してみるって事もできないか……難しいね、来週までに参加してくれるバンドを探すってことでしょ?」
以下略 AAS



8: ◆64sUtuLf3A[sage saga]
2019/10/02(水) 20:03:29.92 ID:2rXBvp8co
友希那「半端な実力では却ってお客さんの期待を裏切ることになるわね……当然、その日来てくれた人達全員の期待に応えられるだけの実力が求められるわ」

蘭「このタイムテーブルを見ると、ゲストの演奏も比較的長めに設けられてますね……」

彩「これだと、MC入れて少なくとも5曲は歌う計算になるね……」
以下略 AAS



9: ◆64sUtuLf3A[sage saga]
2019/10/02(水) 20:04:02.33 ID:2rXBvp8co
 …………。


 …………………。

以下略 AAS



10: ◆64sUtuLf3A[sage saga]
2019/10/02(水) 20:04:56.15 ID:2rXBvp8co
こころ「そうだわ! ゲストにはミッシェルに来てもらいましょう! ミッシェルと私達でサーカスをやれば、きっとお客さん達も笑顔になるわよ♪」

蘭「それ、もう演奏とかゲストとか関係ないじゃん……」

彩「あはははははっ、……こころちゃんらしい提案だね」
以下略 AAS



11: ◆64sUtuLf3A[sage saga]
2019/10/02(水) 20:06:17.79 ID:2rXBvp8co
まりな「だからみんなは心配しないで、目の前のライブのことに集中してて……ね?」

香澄「まりなさん……」

彩「……分かりました、まりなさん、よろしくお願いします」
以下略 AAS



12: ◆64sUtuLf3A[sage saga]
2019/10/02(水) 20:07:03.79 ID:2rXBvp8co
まりな「さてと……みんなにもああ言ったんだし、頑張ろう!」

 早朝からまりなは各方面に電話をかけ続けていた。

 思いつく限りの知り合い、以前CiRCLEでライブを行った女性バンドを中心にガールズバンドパーティーへのゲスト参加の交渉を始めるが……突然、しかも大規模なライブのゲスト出演のオファーを受けるバンドなどそういるはずもなく、話を聞いた関係者のことごとくから出演を断られていた。
以下略 AAS



13: ◆64sUtuLf3A[sage saga]
2019/10/02(水) 20:07:33.77 ID:2rXBvp8co
【CiRCLE 事務所】

まりな「だーーめだぁぁぁ……どこも引き受けてくれないよ〜〜……」

スタッフ「まりなさんお疲れ様です、出演依頼の話、難航してるみたいですね……」
以下略 AAS



14: ◆64sUtuLf3A[sage saga]
2019/10/02(水) 20:08:28.05 ID:2rXBvp8co
まりな「あ〜〜〜……どーしよう……」 

スタッフ「……また明日、考えてみましょう……あれ、そういえば今日じゃありませんでしたっけ? まりなさんの高校の同窓会……」

まりな「え? あ……そっか……今日だったんだ、すっかり忘れてた……」
以下略 AAS



15: ◆64sUtuLf3A[sage saga]
2019/10/02(水) 20:09:05.16 ID:2rXBvp8co
#2-1.放課後の邂逅〜田井中律〜

 ――特に目的があるわけではなかった。その会社を希望した理由も、「アイドルをプロデュースしたい」とか、そんな小さな理由からだった。

 それから程なく、私は大学を卒業して、とある芸能事務所のマネジメント部に就職した。
以下略 AAS



16: ◆64sUtuLf3A[sage saga]
2019/10/02(水) 20:10:06.93 ID:2rXBvp8co
 ――そこは、とある芸能事務所の会議室。

 長机が等間隔で配置され、均等に並べられたパイプ椅子には口髭を生やした男性にメガネを掛けたスーツ姿の女性など、十数人に及ぶ人が相次いで座り込み、予め配布されていた書類に目を通していた。

 様々な人で長机が埋まり、それから程なくして社長の号令の元、定例会議が開かれる。
以下略 AAS



17: ◆64sUtuLf3A[sage saga]
2019/10/02(水) 20:11:07.34 ID:2rXBvp8co
社長「そうか……」

 律の報告を聞いた社長は両隣の重役に耳打ちし、若干不服そうな声で問いかける。


以下略 AAS



18: ◆64sUtuLf3A[sage saga]
2019/10/02(水) 20:15:49.08 ID:2rXBvp8co
律(結成当初に比べりゃ十分すぎるほど仕事のオファー来てんだろ……なのにまだ仕事増やす気かよ……)

社長「田井中くん、聞いてる?」

律「……はい、分かりました、私からも関係各所にもっと売り込んでくようにして行きます」 
以下略 AAS



19: ◆64sUtuLf3A[sage saga]
2019/10/02(水) 20:16:40.72 ID:2rXBvp8co
―――
――


社長「ではこれで会議を終了とする、みんなよろしくね」
以下略 AAS



20: ◆64sUtuLf3A[sage saga]
2019/10/02(水) 20:17:37.51 ID:2rXBvp8co
【レッスンスタジオ】

 レッスンスタジオの一室には、コーチの指導の元、演技の練習に励む彼女達の姿があった。

 今後の活動を見越してだろう、いつドラマや映画の仕事が来ても対応できるようにと、役者経験のある千聖を中心とした演技指導のレッスンが今日から追加されていたのだ。
以下略 AAS



21: ◆64sUtuLf3A[sage saga]
2019/10/02(水) 20:18:05.88 ID:2rXBvp8co
律「はい、差し入れ持ってきたよ、いつもお疲れ様」

彩「わぁ……ありがとうございます!」

千聖「わざわざすみません律さん……いただきます」
以下略 AAS



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