【のんのんびより】れんげ「転校生が来たのん!」
↓ 1- 覧 板 20
2019/10/04(金) 01:08:49.25 ID:QcZxi7T/0
  
 夏海「…………」 
  
 蛍「…………」 
  
 蛍「駄目ですか?」 
  
 夏海「いや、駄目とかじゃない、全然!!」 
  
  
  ここで何か否定するようなこと言ったらすごく怖いことが起きそうで 
  
  怖いものが苦手な姉ちゃんのこと笑えないなと現実逃避のように思ってた 
  
  
 夏海「ね、ねえ。どんなゲームあるの?」 
  
 蛍「あ、えーっと。あまりたくさんはないんですけど」 
  
  
  適当に選んだアクションゲームで一緒に遊んだけど 
  
  正直、早く帰りたくなってきてしまってた 
  
  
 夏海「ほ、ほたるんってさ、姉ちゃんと仲いいよね」 
  
 蛍「え? あ、はい」 
  
 蛍「小鞠先輩がどう思ってくれているかはわからないけど」 
  
 蛍「私、大好きです。先輩のこと」 
  
  
  好き。大好き。 
  
  なんだろう、友達に対する『好き』とは全然違う 
  
  首筋がゾワゾワするような、嫌な感じ 
  
  姉ちゃんと転校生が一緒にいる時に感じるのを、何十倍にも濃くしたような怖い――『好き』 
  
  うちにはそれがなんなのか、よくわからなかった 
  
  
46Res/63.77 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 
書[5]
板[3] 1-[1] l20