395: ◆7jwTcAQqF.Dj[saga]
2020/02/18(火) 23:08:08.66 ID:Yxrt9fKO0
  
 少年「……」 
  
 少年「……」 
  
 少年「………」 
  
 少年「………」ミアゲ 
  
  
  
 (昇りつつある朝日) 
  
  
  
 少年「……眩しいな」 
  
 少年(僕にとってのきみは、この太陽みたいなものだったのかもしれない) 
  
 少年「…いや、ちょっと違うか」 
  
 少年(太陽に手は届かないけど、きみの手を握ることは出来たんだ) 
  
  
  
 スッ(手をかざす) 
  
  
  
 少年「僕の声、聞こえる?」 
  
 少年「待ってて。今度は僕がきみの手を引っ張ってさ、連れ出してあげる。きみをひとりにはしないから」 
  
 少年「"大丈夫、約束でしょう?"」 
  
 少年「だから、また――」 
  
  
  
  
  
 あの綺麗な声で笑って欲しい。 
  
  
  
  
  
409Res/508.86 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 
書[5]
板[3] 1-[1] l20