静香「まさか、こんな日が来るだなんて」
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25:名無しNIPPER[sage saga]
2019/10/06(日) 20:48:22.33 ID:T5VGsdE90
困惑と混乱を浮かべ、ただただ茫然とする静香。
そんな静香を尻目に、千早は再び背を向ける。

千早「……また、一週間後に歌いましょう。
  あまり期間をあけることはできないから、これが限度……」

静香「あ、あの……」

千早「今の私たちでは、あの歌を歌うことはできない。
  もし一週間で何も変わっていなければ……今回の出演は、辞退しましょう」

静香「っ!? そんな……! ど、どうすれば……どうすればいいんですか!?
  私、わからないんです! どうすればいいのか、私……!
  お、教えてください、千早さん! アドバイスを……! お、お願いします!!」

ほとんど泣きそうになりながら、縋り付くように叫ぶ静香。
しかし次の瞬間、ほんの一瞬振り向いた千早の顔に浮かんでいた表情が、静香の呼吸を止めた。
深い……深い、悲しみの色。
そのまま何も言わずに立ち去る千早を、静香は呆然と立ったまま見送ることしかできなかった。


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