1:名無しNIPPER
2019/10/15(火) 23:02:10.95 ID:2PR8o8Jl0
亜美「うあうあー!?」
真美「困ったYO!」
雪歩「どうしたの?亜美ちゃん、真美ちゃん」
SSWiki : ss.vip2ch.com
2:名無しNIPPER
2019/10/15(火) 23:03:22.68 ID:2PR8o8Jl0
亜美「聞いてよゆきぴょん!」
真美「今日の宿題が激ムズなんだYO!」
雪歩「宿題?」
3:名無しNIPPER
2019/10/15(火) 23:04:08.09 ID:2PR8o8Jl0
亜美「そんなの急に言われてもわかんないYO!」
雪歩「うーん…亜美ちゃんたちなら得意だと思うけどなぁ…」
亜美「え?」
4:名無しNIPPER
2019/10/15(火) 23:04:45.80 ID:2PR8o8Jl0
真美「たしかに真美たち、歌はたくさん歌ってるけど…」
雪歩「例えば、何か知ってる曲のリズムに合わせて言葉を紡いでいけばいいんじゃないかな?」
亜美「ほうほう…」
5:名無しNIPPER
2019/10/15(火) 23:05:56.75 ID:2PR8o8Jl0
一時間後
P「ふわぁっ…と…ん?なんだこれ?」
りっちゃんはね
6:名無しNIPPER
2019/10/15(火) 23:07:03.79 ID:2PR8o8Jl0
りっちゃんはね、律子って言うんだほんとはね
P「ん?どっかで見たことあるぞ?」
だけど言いやすいから、亜美たちはりっちゃんって呼ぶんだよ
7:名無しNIPPER
2019/10/15(火) 23:07:43.79 ID:2PR8o8Jl0
りっちゃんはね、怒ると誰より怖いのさ
律子『こら!あんたたち!宿題しなさい!』
亜美『うあうあー!?』
8:名無しNIPPER
2019/10/15(火) 23:08:30.16 ID:2PR8o8Jl0
だけど、その分事務所の誰より優しいんだよ
律子『ほら、教えてあげるから…一緒にやるわよ?』
亜美『手伝ってくれんの!?』
9:名無しNIPPER
2019/10/15(火) 23:09:46.31 ID:2PR8o8Jl0
りっちゃんはね、色んなところに気がつくよ
律子『真、そろそろ収録の時間じゃないの?』
真『あっ!?本当だ、ありがとう!』
10:名無しNIPPER
2019/10/15(火) 23:10:55.03 ID:2PR8o8Jl0
りっちゃんはね、しっかりしてるけど抜けてるよ
律子『ふぅ…』プウッ
律子『!?』
11:名無しNIPPER
2019/10/15(火) 23:12:19.43 ID:2PR8o8Jl0
だからついつい、いっつも悪戯しかけるんだよ
許してね、りっちゃん
P「いや、やめてやれよ」
12:名無しNIPPER
2019/10/15(火) 23:13:32.48 ID:2PR8o8Jl0
律子『ふぅ…』
亜美『りっちゃん…大丈夫?』
真美『疲れてるっぽいよ?』
13:名無しNIPPER
2019/10/15(火) 23:14:21.64 ID:2PR8o8Jl0
亜美『いや、だって…』
真美『りっちゃん、真美たちのためにお仕事してくれてるのに…』
だけど、真美たちはあんまりりっちゃん助けられないんだ…
14:名無しNIPPER
2019/10/15(火) 23:15:11.02 ID:2PR8o8Jl0
律子『ふふ、ありがとう。その気持ちだけで充分よ!』
亜美『本当に?』
律子『えぇ!ありがとう!あなたたちのおかげで元気になったわ!』
15:名無しNIPPER
2019/10/15(火) 23:16:03.77 ID:2PR8o8Jl0
りっちゃんはね、事務所の誰より真面目だよ
P「いやだから俺は?」
律子『はぁ…でも…ちょっと疲れたかも…』
16:名無しNIPPER
2019/10/15(火) 23:16:51.01 ID:2PR8o8Jl0
スッ
律子『ぷ、プロデューサー!?』
P『あんまり根つめんなよ?ほら、コーヒー飲め飲め!一緒にやりゃあすぐ終わるって!』
17:名無しNIPPER
2019/10/15(火) 23:17:52.85 ID:2PR8o8Jl0
律子『そういうわけには…それに仕事だって…』
P『…じゃあさ、次は俺がしんどい時に助けてくれよな!』
律子『プロデューサー…』
18:名無しNIPPER
2019/10/15(火) 23:20:03.82 ID:2PR8o8Jl0
りっちゃんはね、最初はアイドルじゃなかったよ
社長『うむ、ティンときた!』
律子『え?』
19:名無しNIPPER
2019/10/15(火) 23:20:45.98 ID:2PR8o8Jl0
りっちゃんがね、途中でアイドル辞めちゃった
デビューも辞めるのも事務所のためってなんだかおかしくない?
伊織『そうよ…おかしいの…律子が一人で犠牲になる必要なんてどこにもないのに…』
20:名無しNIPPER
2019/10/15(火) 23:21:52.96 ID:2PR8o8Jl0
伊織『えぇ、わかってる…しょうがないのもわかってるわよ…だから、せめてプロデューサーとして、律子をトップアイドルに導くわよ!私たちの手で!』
亜美『…うん!』
頑張ろうね、いおりん
21:名無しNIPPER
2019/10/15(火) 23:22:44.59 ID:2PR8o8Jl0
りっちゃんはね、真美より亜美を選んだよ
P「真美…」
律子『ごめん…ごめんね…真美…ごめんね…ごめんね…』
31Res/9.43 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20