【安価】魔女「お金貸して」戦士「誰が貸すかよ」
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259:名無しNIPPER[saga]
2019/11/19(火) 00:04:42.80 ID:M0OUqEnT0
 炎精「力を......示せ!」 
  
 戦士「そうかよ、どうにも精霊っての脳筋でかなわん」 
  
  
260:名無しNIPPER[saga]
2019/11/19(火) 19:49:42.41 ID:M0OUqEnT0
 戦士「そうすると思ったぜ」 
  
 炎精「何だと?」 
  
  
261:名無しNIPPER[saga]
2019/11/19(火) 20:01:08.35 ID:M0OUqEnT0
 炎精が雄叫びをあげると、水分が吹き飛んだ 
  
  
 戦士「第二ラウンドか?」 
  
262:名無しNIPPER[saga]
2019/11/19(火) 20:28:17.99 ID:M0OUqEnT0
 戦士「俺の勝ちだ」 
  
 炎精「......そのようだな」 
  
 戦士「それじゃあ契約だ。俺が『絶対に溶けない氷』を取得したら契約終了」 
263:名無しNIPPER[saga]
2019/11/19(火) 21:00:40.40 ID:M0OUqEnT0
 こうして炎精の力を手に入れた戦士は、寒冷地を易々と歩いてみせた 
 そして氷山にたどり着き、そこにある巨大なクレバスにさえたどり着いたのだ 
  
  
 戦士「......でかいなぁ」 
264:名無しNIPPER[saga]
2019/11/19(火) 21:10:15.65 ID:M0OUqEnT0
 刺すような空気 
 透き通るような壁面のクレバス内部 
 確かに奥へ奥へと潜っていける 
  
  
265:名無しNIPPER[sage]
2019/11/19(火) 21:12:34.48 ID:/W9ZAk2lo
 妙に魔女に似た氷の精霊 
266:名無しNIPPER[sage]
2019/11/19(火) 21:17:01.62 ID:Ea1twm1x0
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267:名無しNIPPER[saga]
2019/11/19(火) 22:17:42.95 ID:M0OUqEnT0
 氷精「......いつぶりでしょうか。ここに人が来るなんて」 
  
 戦士「んん?お前......」 
  
 氷精「どうかされましたか?」 
268:名無しNIPPER[saga]
2019/11/19(火) 22:28:21.72 ID:M0OUqEnT0
 氷精「貴方の目的は見当がついています。この氷でしょう」 
  
  
 氷精の掲げたそれは、暗いクレバスの奥地においても美しく照り輝いていた 
 少ない光を鋭敏に反射し、その純度を示していた 
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