5: ◆eBIiXi2191ZO[saga]
2019/11/20(水) 23:23:23.89 ID:PSNJgP6Z0
「ふむ」
目の前に鎮座ましましているのは、大量のきゅうり。
私は袋ふたつ分のきゅうりを持たされ、こうしてキッチンで思索に耽っています。
……言い過ぎでした。ただ悩んでいるだけです。
よくあるのは、浅漬けにするとか、切ってそのまま味噌をつけてもろきゅうとか。
煮ても炒めてもいけますね、冬瓜のように使えば。
ただきゅうりは日持ちしないので、これだけあるとさすがに……
毎日が休肝バー、もとい、きゅうり天国(キューカンバー)というのは。
「まあそれもいいですけど」
くすりと笑う、私。
そうだ。ここには漬け樽はないけれど、多少日持ちする漬物なら。
「あれ。ですね」
私はさっそく、きゅーちゃん漬けを作り始めるのでした。
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