34:名無しNIPPER[saga]
2019/11/22(金) 22:08:21.97 ID:QXbKSZYO0
 「よく分かりましたね。お前の分は、用意がありません」 
 「ちょ、ちょっと千夜ちゃん!?」 
  
  新田さんと渋谷さんがなぜか狼狽える一方で、アナスタシアさんはクスクスと笑った。 
  
 「プロデューサーは、アーニャ達を、太らせたいですか?」 
 「太っ……!?」 
  
 「こんなにあると、食べきれないですね?」 
 「そうですよ! ほら、プロデューサーさんもどうぞ。美味しいですよ?」 
  
  新田さんに促され、ひどく恐縮してみせつつも、アイツは首の後ろを掻きながら私達の輪に加わった。 
  
  
  
  忘れもしない。 
  それが、346プロにおける私とアナスタシアさん――もとい、アーニャとの出会いだった。 
  
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