熊野「裏世界ハンティング」
1- 20
25: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2019/11/25(月) 21:33:21.36 ID:NBL3UyTw0
熊野の見る先には、白く細長い物体が奇怪な踊りを披露している
視神経を通って脳に直接触手をぶち込まれたかのような不快感と浮遊感が襲ってきた


( T)「……」


そのまま突っ込んでぶち殺すのは容易だが、問題は魅せられている熊野だ
あいつの手には猟銃が握られている。トチ狂った彼女が俺の背中をズドン、なんてこともあり得る


( T)「いいか、絶対に向こうを見るな。その上で頼みがある」

秋月「ふぇ……はずは、ふぇを放ひふぇくだふぁい……」

( T)「あ、ごめ。目ぇ瞑っといて?」


瞼を閉じた秋月の顔から手を放し、代わりに腕を取る
視線はくねくねから離せないが、躓かないように慎重に熊野へと近づき、背後へ回る


( T)「ちょいとごめん……よっと!!」


猟銃を叩き落とし、熊野の腕を背中へ回して地面へと押し倒す。事案とか言うな


熊野「ひぁあっ!?」

( T)「よし秋月!!抑えてろ!!」

秋月「はっ、はい!!こうですか!?」

( T)そ「ふぐぅそれ俺の顔!!こっち!!」

秋月「し、失礼しました!!」


暴れ出さないように秋月に熊野を任せ、俺はくねくねへと近づく
距離が縮まるごとに踊りは激しさを増し、不快感は痛みへと変わるが


(#T)「キモいもん見せてんじゃねえラバーメン(ゴム人間)!!!!!」


お陰様で怪異耐性EXまで昇華した俺にはそれ以上の効力はなく


(#T)「死ねオラァ!!!!!!」


脚に当たる部分を掴み、その辺の木に叩きつけて手早く『〆た』


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
81Res/91.37 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice