31: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2019/11/25(月) 21:49:46.11 ID:NBL3UyTw0
( T)「27年間隔でピエロの幻覚見せてくるデカい蜘蛛を駆除したり人妻と子供の悪霊がいる家焼き払ったり早歩きくらいの速度で追っかけてくるブラクラ素材みたいな白塗りのデカい顔面でスイカ割りしたりとかかな……」
秋月「全部聞き覚えがあるんですが!?」
熊野「食べられる物があるとは思えませんわね……」
( T)「結構ガチなやつは大体食えねえな……比較的マシなレベルなら調理次第で……どうにか……無理か……感染症が……」
熊野「肩透かしだけはご勘弁願いたいものですわね」
秋月「食べても病気や呪いに掛からない物に限定してください……お願い……お願いです……」
( T)「ハハ、悪い悪い。ちょいと脅しが過ぎたな。ちゃんと美味いもんにはありつけるから心配っ……!!」
カンカンと踏切が鳴る音で秋月が耳を塞いで短い悲鳴を上げる。熊野は瞬時に猟銃を手に取った
線路の向こうからは元気のない前照灯の明かりと警笛の音が、『ガタンゴトン』のリズムに乗って近づいていた
『まもなく、電車が来ます。その電車に乗るとあなたは恐い目に遇いますよ〜』
覇気のないアナウンスが流れる。叢雲より恐い存在なんていない
( T)「来た来た。さーて、皆殺しにするか」
秋月「な、何が乗ってるんですか……?」
( T)「夢の中でグロい殺し方してくるちっさいオッサンが大量に」
熊野「猿夢?」
( T)「正解。まぁお前らはゆっくりしとけよ。俺一人で楽し……楽しんでくるから」
秋月「アトラクション感覚!?」
マチェットを鞘から抜き、白線の内側で電車が止まるのを待つ
遊園地なんかでよく見るような、猿のラッピング電車だ。イラストの目の下が錆び、血涙のような柄が出来ている。キモい
扉が大きく息を吐いて開くと、車内アナウンスが流れた。そして
『次は〜挽肉〜挽肉〜』
中で待ち構えていたボロ衣を纏ったちっさいオッサン達の血走った目が、一斉に此方を向いた
(#T)「挽肉になるのはお前らの方だァ!!!!!!!!!!!!!!」
そして、蜘蛛の子を散らすかのように、逃げ場のない車内の奥へとダッシュで逃げ込んだ
(#T)「逃げんじゃねえ!!!!!!殺すぞ!!!!!!!!逃げなくても殺す!!!!!!!!」
散々人様に迷惑かけといていざテメーらの番になったらこれだ。クズ極まりない連中だな全く
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