303:名無しNIPPER[saga]
2020/02/18(火) 23:49:44.43 ID:TP5L6t+u0
 コンマ54 声が聞こえてくる... 
  
 隊長「おっと、今日はここまでだ。俺には他にも仕事があるんでね。これから世界は大きく動く...より楽しい世界になぁ。次に相見えるまで死ぬなよ...」 
  
 その言葉を最後に煙が晴れ、隊長は消えた。 
  
 飯田「逃げられたか...」 
  
 シモーヌ「撤退させただけよしとしましょう」 
  
 アリス「そうね。取り敢えずスミス部長のとこへ戻りましょう」 
  
 イーグル隊はその後スミスの元へ戻り、共に外へ向かった。 
  
 憲兵総局外部での戦闘は憲兵の勝利で終わりを迎えたようだった。その時には既に洗脳は解けていたものの、現場は非常に混乱しておりイーグル隊は共に事態の収拾にあたった。 
  
  
 夜 スミス部長の部屋にて 
  
 『今回の戦闘を受けPMC評議会は以下の声明を発表しています』 
  
 その内容は、今回の事件は国際連盟がPMCを一掃する為に仕組んだ罠であると断定するものだった。 
  
 飯田「これがその証拠映像ってのか...」 
  
 飯田はノートパソコンで動画共有サイトにアップロードされた映像を見ている。 
  
 映像の場所はニューロサンゼルス、憲兵総局前の広場である。国連から派遣された調査員と西部アメリカ同盟の高官が会話を交わしている。 
  
 『では計画通りに?』 
  
 『ああ。安全保障理事会において全会一致で賛成された。勿論各超大国首脳の同意も得ている』 
  
 『分かりました。ではそのように』 
  
 シモーヌ「一体これからどうなるのかしら...」 
  
 飯田「我々PMC評議会は、PMCの権利を脅かすいかなる組織、国家にも屈しない。我々はここに、今回の件に関わった国家に宣戦を布告する...」 
  
 スミス「それに対して国連は、PMC評議会の述べた罠並びに映像は全て捏造であると主張していますね。また国際平和を乱す者には容赦しない、とも」 
  
 飯田「...始まるな」 
  
 アリス「一体何が始まるの?」 
  
 飯田「第三次大戦だ」 
  
 シモーヌ「でも...」 
  
 スミス「あらゆる動きが早過ぎますね。まるで予め計画していたような...。それもどちらの陣営に関してもです」 
  
 飯田「...」 
  
 ↓3まで多数決 
 1先駆者の事を話す 
 2先駆者の事を話さない 
  
 今日はここまで。 
  
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