【安価・コンマ】鬼滅の刃で目指そうハッピーエンド 二振り目
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383: ◆WjfVBa6qO6[saga]
2019/12/14(土) 17:37:44.88 ID:ToaKP01c0

「では、早速」

師範が開いてくれた手記に目を落とす

――そこには、今から四百年ほど前の炎柱の記した記憶があった

当時の炎柱、煉獄幸寿郎曰く

鬼に妻子を殺された青年が鬼殺隊に入隊した事
その青年が、当時の鬼殺隊に全集中の呼吸、すなわち呼吸術を齎した事
元々存在した五大流派剣術に合わせた結果、飛躍的に戦力を増した事
才能はあり強かったが剣術自体は素人だった青年に、当時の柱たちが剣術を指南した事
それらを見事に吸収した青年が最強の鬼狩りになり嬉しく誇らしく思った事

……青年が自分達よりも圧倒的な才能、神に愛されたものがあった事
……自分達の使う呼吸術が、青年が使うものの劣化でしかなかった事
……自分達の教えた剣術が昇華され、次元の違うものになり全部で十三の型になっていた事

そして最後は、自信が完全に失われた事

それを締めくくりに、煉獄幸寿郎の手記は終わっていた


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