勇者「魔王封印するつもりがミスって殺してしまった。俺はもうダメかもしれない」
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387:名無しNIPPER[saga]
2020/11/08(日) 16:41:00.39 ID:0WLVFLUwO
魔法使い「…だめね。体内から一切魔力を感じない」

魔法使い「これが女神の封印魔法、か。確かにこんな風になるなら魔王でもどうしようもないわね」

僧侶「…でも、そのおかげで魔法使い様は人間に戻れたと聞きました」
以下略 AAS



388:名無しNIPPER
2020/11/08(日) 16:41:36.53 ID:0WLVFLUwO
19時ごろ更新
それで完結
多分


389:名無しNIPPER[sage]
2020/11/08(日) 16:45:04.41 ID:P64WO/eAo
たんおつー


390:名無しNIPPER
2020/11/08(日) 19:04:10.29 ID:0WLVFLUwO
勇者「うーっす。見舞いに来たぞ魔法使い…ってあれ、僧侶もいたのか」

僧侶「あ、先に休憩いただいています。すみません、忙しいのは分かっているんですけど、女王に休憩をとるよう言われてしまって…」

勇者「俺も似たようなもんだから気にすんな。違いがあるとすれば自発的に休憩してるところだけだな」
以下略 AAS



391:名無しNIPPER[saga]
2020/11/08(日) 19:05:35.90 ID:0WLVFLUwO
勇者「はい、気の滅入る話はやめやめ。何の話してたんだ?」

魔法使い「私の魔力の話よ」

勇者「ああそれか。ふっふーん、さては俺の華麗なる魔法捌きを褒めてたんだろ?いいんだぜ褒めても」
以下略 AAS



392:名無しNIPPER[saga]
2020/11/08(日) 19:11:34.01 ID:0WLVFLUwO
勇者(あの最後の瞬間)

勇者(メガンテで四散した瞬間、俺は装備していたメガザルの腕輪――死んだ瞬間蘇生魔法が発動する腕輪で生き返った)

勇者(で、即時女神から魔力を受け取って、魔法使いにザオリク使って、弱りに弱った魔王の魔力を封印したのである)
以下略 AAS



393:名無しNIPPER
2020/11/08(日) 19:13:25.66 ID:0WLVFLUwO
補足
メガザルの腕輪はモンスタードロップの装飾品
確率は一番いいので1/250?くらいだったはず
作品によってはなんかカジノだったかコインだったかで手に入るけどここではそれはなし


394:名無しNIPPER[saga]
2020/11/08(日) 19:14:53.88 ID:0WLVFLUwO



勇者「ごほん。うん、まぁ、なんだ。俺が封印魔法が下手くそなせいでお前の魔力ごと封印しちまった。それだけは悪いと思ってるよ」

以下略 AAS



395:名無しNIPPER[saga]
2020/11/08(日) 19:15:23.08 ID:0WLVFLUwO
…………

勇者「あ…あの女、目がマジだった…やばかった…」

勇者「……」
以下略 AAS



396:名無しNIPPER[saga]
2020/11/08(日) 19:16:13.58 ID:0WLVFLUwO
……以上が、この騒動において当事者として記せる全てである。
もっとも勇者の命が続く限りまた同じようなことが起こるに違いない。

全てを記したい気持ちは山々だが、あくまで俺は戦士だ。ペンを取るのはこれで終わりにして、もっと適した者に任せるとしよう。
最後に区切りとして、一番大事なことのみ記そうと思う――。
以下略 AAS



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