523:名無しNIPPER[sage]
2019/12/28(土) 22:41:19.08 ID:nre5daQIO
明日人「すっげぇ強いんだな! 最初から出てたら勝負はどうなってたかわかんなかったよ!」
シュウ「……よしてくれ……僕は……結局何も守れなかったんだ……」
明日人「お前の気持ち、正直俺にはよくわかんない……けどお前がサッカーが好きで好きでたまらない事は分かった」
シュウ「そんなことは……」
幽谷「無いとは言わせないぜ!」
明日人「お前は尾刈斗中の……」
幽谷「シュウ、お前のおかげで俺たちはここまで強くなれた。俺たちの思いがお前を呼び出したと思っている」
シュウ「幽谷……」
幽谷「だから今度は俺たちがお前の思いを報いる番だ! だから許してやれ、無力だった自分を……」
シュウ「…………」
明日人「お前の言うとおり、今のサッカーは価値を計る道具なのかもしれない。けどそれだけじゃないだろ?」
シュウ「……うん、そうだね。そうだったね……」キラキラキラキラ
明日人「え?」
幽谷「帰るのか?」
シュウ「ああ……ありがとう、僕にサッカーをやらせてくれて……」シュン
のりか「き、きえちゃったよ!?」
明日人「なあ、アイツは一体なんだったんだ?」
幽谷「あいつは……可哀想な奴さ。大昔、サッカーで物事決める島があった」
剛陣「サッカーで全部決めちまうのかよ、乱暴だな」
幽谷「ある日日照りが続き、若い娘を生贄に捧げることにした。選ばれたのは二人の娘、どちらかひとりを選ぶことにした
二人の娘のうちひとりがシュウの妹だった。シュウは妹がかわいい余り相手チームに負けてもらうことを頼んだ
しかしこのことが発覚し、シュウの妹は生贄にされ、シュウ自身も村を追い出され、この世にさまよってたのさ」
明日人「……大事なものを守れなかったって言うのはそういうことか……」
のりか(明日人もお母さんを失ってるからその気持ちはいたいほど分かるんだね…)
氷浦「……一つ聞きたいけど……その前にどうやって彼の魂を呼んだの?」
幽谷「>>524」
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