セイバー「聖杯大喜利戦争 座布団十枚目!」イリヤ「おめでとーございまーす!」
1- 20
3: ◆8cB8K086lg[sage]
2019/12/25(水) 14:44:06.34 ID:VqN+vqBbo

 何を言われるかと身構えていたが、思ったよりも想定内のことを言われたので、私は拍子抜けして頭を振る。

「何を今更。シロウ、確かに与太郎というのは、実際の私とはほど遠い。が、それはあくまで大喜利のためにそう振る舞っているだけのこと。ランサーが死んだとか、キャスターの料理が不味いとか、それと同じです。案ずるようなことではありません」

 アーチャーの女性遍歴だけは些か引っかかるが。

「俺もそう思っていた。引き取られてから、大喜利で見るセイバーは、ずっとそんな風だったから」

 士郎の視線が少しだけ逸れる。

「でもさ、ずっと一緒にセイバーと暮らしてきて、だんだんわかってきた。セイバーは、プライドが高くて、負けず嫌いで、曲がったことが許せなくて……そんなセイバーが、バカのふりをして、あまつさえ周りからそんな風に笑われるなんて……平気なはずがないだろ」



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
89Res/50.87 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice