132: ◆hhWakiPNok[saga]
2019/12/28(土) 15:19:45.27 ID:G9OiTGlK0
  インタビューを撮り終えると、俺たちはレッスン場に移動する。 
  レッスン風景を撮ってもらうが、さすがに蓮実はもう撮られ方を掴んできている。堂々とした、それでいてカメラを意識していないかのような歌とダンスを一通り終える。 
  が、それはあくまでレッスンの冒頭部分だ。まだ蓮実の体力も満タンの状態でのことだ。 
  
 P「と、ずっと撮り続けられてお疲れでしょう。社食ですが、用意をしています。ひと休憩入れましょうか」 
  
 カメラマン「いいんですか? ありがとうございます!」 
  
  この手の取材は、取材対象が食事を摂っていても自分は食べられない。 
  それ故にハードなのだが、俺は気を利かせたフリをしてカメラマンに休憩をとってもらう。そしてその間に…… 
  
 P「さて、本番のレッスンだ」 
  
 蓮実「はい。ヘトヘトになるまで、がんばりますね!」 
  
  満面の笑みでカッツポーズをする蓮実。 
  頼もしく、そして可愛い娘だ。 
160Res/115.92 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 
書[5]
板[3] 1-[1] l20