137: ◆hhWakiPNok[saga]
2019/12/28(土) 15:24:14.61 ID:G9OiTGlK0
 蓮実「G番……」 
  
 S「どこかで蓮実ちゃんと当たりたいなあって思ってたけど、まさか最初から対戦できるなんてね」 
  
 P「確かに……」 
  
  Sは自分が審査員をしないとは言ったが、自分が出場しないとは一言も言ってはいない。 
  いや、会見での優勝予想。あそこで自分の名前を出したのは……すべて本心だったのだ。リップサービスやジョークなどではなく。 
  それより問題は蓮実だ。 
  蓮実にとってもこの事態はショックなはずだ。 
  どうだ? 蓮実…… 
  
 蓮実「ええ。Sちゃんが出演してくれて、それも対戦できるなんて楽しみです。私……負けませんからね」 
  
  後にこの時のVを見ると、蓮実は実に堂々とSに対して答えている。 
  カメラ目線ではないが、とても良い表情をしている。 
  そしてそれは、彼女の成長を物語っている。 
  収録中は、常にカメラを意識するということができている証拠だ。 
  ただ、この時のカメラが蓮実の表情を追ってくれていて、正直助かった。 
  なぜなら蓮実の足は、小さく震えていたからだ。 
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