369: ◆ak8RAT8nZ62z[saga]
2020/02/01(土) 18:26:11.20 ID:inZCwpe10
―― 二年前 ――
その日は女学院高等部進級試験が終わった後の休日で、まゆりと買い物に出かけていた。
綺麗な服や髪留め、背伸び気味なオシャレを楽しんだ帰りの出来事だった。
周囲は暗く、人通りも少ない夜の街。
雰囲気に酔ったまゆりははしゃいで時々先に前に行ってはゆっくりと後ろ歩きで自分が追い付くのを待っていた。
きっかけは、その前方不注意だった。
男A「いってえ!!」
十字路から人が出てきて、運悪くその人の足を踏んでしまう。
危ない、と注意する暇もなかった。
まゆり「ご、ごめんなさい!」
振り返ってすぐに謝ったが、怒りは収まっていない。
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