夢見りあむ『夏に夢見るサバイバル IN 無人島』
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12: ◆ikbHUwR.fw[saga]
2020/01/17(金) 21:35:42.90 ID:ZG8sAwAI0
   *

――2日目



りあむ「――ううん……さむさむ、やむやむ……あれ? ここは……」

幸子「おはようございます、いい朝ですね」

りあむ「天使がいる……ぼく死んだのかな……やむ」

幸子「寝ぼけてますかね?」

りあむ「あ、幸子ちゃん。そっか、ここは無人島……」

幸子「調子はいかがです?」

りあむ「うーん、少し体が痛いような」

幸子「岩盤に葉っぱを敷いてシーツ被せただけですからね。あとでもう少しちゃんとしたベッドをこさえましょう」

りあむ「あー……あの、幸子ちゃん?」

幸子「はい、どうしました?」

りあむ「えっと、支給された食料、昨夜のうちに食べちゃった。水も、ほとんど……」

幸子「ああ、そんなことですか。だいじょうぶです、この島は見たところ食べ物には困りません。水はまだわかりませんが」

りあむ「そうなの?」

幸子「はい。じゃあボクがなにかとってきますから、りあむさん火の番しててもらえますか?」

りあむ「うん、まかせて。いってらっしゃい」


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