夢見りあむ『夏に夢見るサバイバル IN 無人島』
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14: ◆ikbHUwR.fw[saga]
2020/01/17(金) 21:37:26.69 ID:ZG8sAwAI0
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あきら「……なんで呼んだんデスか?」

りあむ「いきなり辛辣! あきらちゃんはぼくがザコメンタルなの知ってるでしょ、もっと優しくして!」

あきら「いや、見てましたけど、いま別になにも困ってないデスよね?」

りあむ「え? 見てたの? どこで?」

あきら「カメラの映像、船に中継されてるんデスよ。音声も、りあむサンのひとりごともぜんぶ筒抜けデス」

りあむ「え、ホント? どうしよ恥ずかしい、やむ……やむ寄りのやむ」

あきら「それで、なんでヘルプカード使ったんデス?」

りあむ「ひとりになったら寂しくなっちゃって、話相手がほしいなーって」

あきら「そんなことで」

りあむ「ぼくにとっちゃ、いちだいじなんだよう……」

あきら「いたって順調に見えましたけど?」

りあむ「だって、もう完全にカワイイ無双だもん! 幸子ちゃん、本当は自分でやったほうが手際がいいのに気を回してぼくに仕事振ってくれるから、その優しさがまた痛い」

あきら「よけいなところで聡いデスね、この人は……」

りあむ「これぼく要らないよね? 狸の置物でも置いといたほうがまだ有意義だよね?」

あきら「いや、私はりあむサン、必要だと思いますよ」

りあむ「おっ、強引にフォローしてくれようとしてるね。さすが持つべきものは同期の桜。天使か。もっと言って、ぼくを慰めて」

あきら「たぶんりあむサン、足を引っ張るためにいるんデスよ」

りあむ「もう誰も信じない! 寝る!」


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