夢見りあむ『夏に夢見るサバイバル IN 無人島』
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8: ◆ikbHUwR.fw[saga]
2020/01/17(金) 21:31:47.44 ID:ZG8sAwAI0
幸子「これと、これも持って行きましょう」ヒョイヒョイ

りあむ「うーん? ……ぼくに劣るとも勝らないゴミの山に見えるけど、こんなの本当に役に立つの?」

幸子「なんだって使いようですよ。そろそろ森のほう行きましょうか」

りあむ「あれ、もういいんだ?」

幸子「はい、東京よりは気温が高いようですが、夜は冷え込むでしょうから。日が暮れる前に寝床を確保しないと、この時期に野宿は無謀です」

りあむ「そっか、家作るんだね。よし、なんでも言ってよ! ぼく指示されたことしかできないから!」

幸子「それでもいいですが、なるべく楽をしましょう」

りあむ「というと?」

幸子「とりあえず雨風をしのげればいいので、天然の洞窟でもあれば、わざわざ作る必要はないですからね」

りあむ「そんな都合のいいものが――」

幸子「ありました」

りあむ「ええ……?」

幸子「この広さなら、空気は通ってますね。ここを宿泊地にしましょう。りあむさんのカメラ、そのあたりにセットしておいてください」


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