58: ◆t8EBwAYVrY[saga]
2020/03/03(火) 22:35:59.58 ID:TQ56D9C10
FF『だが待ってほしい』
FF『私はプランクトン・・・この姿は人間とはかけ離れた異質な怪物のようなもの・・・』
FF『私に与えられた『知性』は・・・この姿を人間に見せるのは懸命ではないと判断できる・・・しかし、あの水分は欲しい・・・・・・どうしたものか・・・』
FF『ム・・・この建造物は・・・人間の家屋。そしてこれは『窓』と呼ばれる、屋内外を見通せる箇所・・・』
FF『この『窓』の側に飾られている『写真』・・・これは人間の子供の写真だ。この人間の子供に『擬態』するとしよう。この姿なら、警戒されることもあるまい・・・』
FF『しかし、人間の身体の内部の構造がわからない・・・発声器官や内臓器官まで『擬態』が出来ないか・・・ゆえにコトバを使うのにはいささか不便しそうだ・・・』
FF『仕方あるまい。外見だけを人間の子供に似せて、あの水分を確保するのが先決ッ!』ウジュルウジュルウジュル・・・
じょりーん「!・・・」
えるめぇす「どしたじょりーん」
じょりーん「みて。えるめぇすんチのまどのとこ・・・だれかいるッ!」
えるめぇす「!・・・ま、マジじゃん・・・やばたにえん!」
<ウジュルウジュル・・・
えるめぇす「ヘイッ!そこでなにしてるッ!そこのおまえッ!ツラァだしな!」
<ウジュルウジュル・・・
じょりーん「も、もしかしたらドロボーかもしれないよ・・・」
えるめぇす「ドロボーだったらようしゃしない!ボコすからでてこいッ!」
<ウジュル・・・・・・
<・・・
FF(エートロのすがた)「・・・」
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