【安価とコンマ】自分の手で切り開く幻想郷生活七日目
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544: ◆z07gL4YySg[saga]
2020/02/20(木) 23:25:40.21 ID:yI3iboEO0
コンマ7 成功!

純狐「じゃあ、こんなことも教えてあげる」

地面に置かれた拳銃を手に取って、純狐は言う。

純狐「――――この銃が、貴女の大好きな旦那様を殺した凶器だって言ったら、信じる?」

八十神「……………………は?」

目がゆっくりと開かれる。瞳孔をフルフルと震わせながら、八十神は純狐を見上げる。次に、その手にある拳銃に目をやる。

八十神「何、言って、んだよ」

純狐「この拳銃、貴女は外の世界の武器だって言ってたけど……これ、実は月で作られたものよ?」

八十神「はぁ……?」

突然の言葉に、声が漏れる。

純狐「だって、外の世界の武器が。あんな威力を出すわけないじゃない?」

八十神「………そう、かもしれない、けど」

純狐「今、月の都で使われている銃の。前バージョンの前バージョンの前バージョンの――それでもって、そんな前の作品の、試作機」

弾は一発しか出ない、サイレンサーも無い。弾丸にコストが掛かるし、何より――威力がね、弱いのよ。

純狐「それで、ここからが重要なんだけど――――」

ワンテンポ置いて、純狐は口を開いて。



純狐「その銃を人間に渡したのは、嫦娥なのよ」





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