タツマキ「サイタマにもチョコを渡したの?」フブキ「ええ、義理だけど……」
1- 20
7:名無しNIPPER[sage saga]
2020/02/14(金) 23:57:39.52 ID:bFVACeXFO
「先生! ご無事ですか!?」
「ん? なんだ、ジェノスか……おはよ」

翌朝、サイタマはジェノスに叩き起こされた。
ジェノスは病床のサイタマの為に、今流行りのウイルスに効く特効薬を探していたらしい。

「戦慄のタツマキが昨日、件のウイルスを退治したらしく、ようやくその残骸からワクチンを生成することが出来ました。さあ、これを」
「いや、もう治ったみたいだから、いらね」
「なんと!? 流石は先生!!」
「そんなことより、ジェノス」
「はい、なんですか?」

すっかり回復したサイタマはドアが吹き飛んだ玄関先に置いてある前衛芸術を指差し尋ねた。

「あの置物はお前が作ったのか?」
「いえ、てっきり先生の作品かと」
「俺はあんな下品な置物を作った覚えはない」

茶色い粘土質のその作品はまるで竜巻の如くとぐろを巻いており、どこからどう見てもうんこにしか見えず、よく見ると先端が欠けていた。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
12Res/8.89 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice